「順序集合」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
46行目:
\{\emptyset, \{1\}, \{2\}, \{3\}, \{1, 2\}, \{1, 3\}, \{2, 3\}, \{1, 2, 3\}\}</math></div> について、たとえば {1, 2} と {2, 3} を考えれば、これらは比較不能である({1, 2} &le; {2, 3} でも {2, 3} &le; {1, 2} でもない)。
* [[ベクトル空間]]の部分空間全体は包含関係で順序付けられた部分順序集合である。
* 部分順序集合 ''P'' に対し、''P'' の元の列全体の成す集合は、列 ''a'', ''b'' に対し、<div style="margin: 1ex auto 1ex 2em"><math>a=(a_n)_{n\in\mathbb{N}} \le b=(b_n)_{n\in\mathbb{N}} \iff a_n \le b_n (\forall n \in \mathbb{N})</math></div> と定めると部分順序集合となる。
* 集合 ''X'' と部分順序集合 ''P'' に対し、''X'' から ''P'' への写像全体の成す[[写像空間]]は、ふたつの写像 ''f'', ''g'' に対して、''f'' &le; ''g'' を ''X'' の任意の元 ''x'' に対して ''f''(''x'') &le; ''g''(''x'') となることとして定義すると、部分順序集合になる。
* [[非循環有向グラフ]]の頂点集合は、[[到達不可能性]]によって順序付けられる。