「対症療法」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2011年6月}}
'''対症療法'''(たいしょうりょうほう、{{lang-en-short|symptomatic therapy}})とは、疾病の原因に対してではなく、主要な症状を軽減するための治療を行い、自然治癒能力を高め、かつ治癒を促進する療法である<ref>後藤稠:最新医学大辞典、医歯薬出版、1987、p880.ISBNp880。{{OCLC|674414476}} =ISBN 3547-204200-0323</ref>。[[姑息的治療|姑息的療法]]とも呼ばれる<ref name="kotobank">{{Kotobank|対症療法|2=デジタル大辞泉}}</ref>。転じて、医学以外の分野において「根本的な対策とは離れて、表面に表れた状況に対応して物事を処理すること<ref name="kotobank" />」という意味で用いられることがある。「対処療法」と表記するのは間違いである。対症療法に対して、症状の原因そのものを制御する治療法を[[原因療法]]という。
 
病気そのものを治療するには、原因療法や[[自然治癒力]]の助けが必要である。また、疾患の多くは直接の原因と複数の遠因が重なりあって起こるため、原因療法と対症療法の区別は相対的なものである。