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[[日本]]・[[中国]]・[[朝鮮半島]]・[[ベトナム]]の[[東アジア]]諸国では古くから満年齢は使われず、数え年が使われてきた。しかし多くの国では満年齢に切り替わり現在は[[大韓民国|韓国]]のみで、民間で広く使われている。日本や中国では公的に廃止されてもしばらくは民間で数え年が使われていたが、日本では[[第二次世界大戦]]後、[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]では独立後にほとんど使われなくなった。ベトナムでは[[フランス領インドシナ|植民地時代]]の間に使われなくなった。中国では[[文化大革命]]後、公的な場所や企業等での使用が見られなくなったものの、都市を離れた農村部では自分の年齢を数え年で数える人は現在でも存在する。
 
韓国内でも数え年使用に違和感を持つ者が少なくなく、またこれを廃止し満年齢に統一すべきとの意見も出ている。韓国において、2014年からポータルサイトで満年齢計算機のサービスが始まり、人気を博している<ref>[http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20151025/Recordchina_20151025015.html],レコードチャイナ,2015年10月25日</ref><ref>[http://news.nna.jp.edgesuite.net/free/news/20151230krw001A.html],NNA.ASIA,2015年12月30日</ref>。
 
現在、1歳加える日は日本や韓国ではグレゴリオ暦の1月1日、中国では[[春節]]([[旧正月]]。[[時憲暦]]の1月1日で、日本の旧正月とはずれることがある)である。ただし日本では地方や流派によって、旧正月や[[立春]]とすることがある。立春とするのは、本来旧正月としたいところを簡便にするための新しい方法である。