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邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の[[花冠|花びら]]を浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた<ref>[[花びら]]やそれに付着した[[花粉]]に含まれる[[ビタミンC]]や[[ビタミンE]]の効果が有ると考えられる</ref>。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。現在では、他の節句と比べてあまり実施されていない。
 
== 中国の重陽 ==
[[中国]]では、『[[芸文類聚]]』に[[魏 (三国)|魏]]の[[曹丕|文帝]]が[[鍾ヨウ|鍾繇]]へ菊花を贈った記事が見える<ref>『芸文類聚』巻四「歳往月来、忽復九月九日。九為陽数而日月並応。俗嘉其名、以為宜於長久、故以享宴高会。……思食秋菊之落英、輔体延年。莫斯之貴。謹奉一束、以助彭祖之術」</ref>。
上記の菊を使った習慣の他に、茱萸(グミ)ではなく呉茱萸([[ゴシュユ|ゴシュユ]])の実を入れた袋を肘に下げたり、郊外の丘など高い場所へ[[ピクニック]]に出掛け遠くを見る(これを'''登高'''と呼ぶ)ことが行われた。
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[[唐|唐代]]の重陽は2日あるいは3日間にわたって祝われていた。これは[[李白]]の『九月十日即事』からもうかがい知ることができる。
 
2012年6月26日、十一回全国人大常委会第二十七次回ではじめて高齢者の権利保障法修訂草案が審議された。草案では每年陰暦九月九日(重陽節)を老年節(老人の日)としている。<ref>{{cite web|title=立法聚焦:老年人权益保障法修订草案六大看点|url=http://www.gov.cn/jrzg/2012-06/26/content_2170322.htm|publisher=中央政府门户网站|accessdate=2012-11-10}}</ref> 。
[[2012年]][[6月26日]]、十一回[[全国人民代表大会]]常委会第二十七次回ではじめて[[中華人民共和国老年人権益保障法]]の修訂草案が審議された<ref>{{cite web|title=立法聚焦:老年人权益保障法修订草案六大看点|url=http://www.gov.cn/jrzg/2012-06/26/content_2170322.htm|publisher=中央政府门户网站|accessdate=2012-11-10}}</ref>。その結果、[[2013年]][[7月1日]]施行の同法第9条で重陽(旧暦9月9日)を「高齢者の日」({{lang-zh|老年节}})と定めた<ref>{{cite web|url=http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2013_7/china_05.html|title=「高齢者権益保障法」が7月に施行―「喜憂半々」の受け止め、期待と不安と|date=2013-07|publisher=[[労働政策研究・研修機構]]|accessdate=2016-01-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160117131729/http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2013_7/china_05.html|archivedate=2016-01-17}}</ref>。
 
== 日本における重陽 ==