「世界ボクシング協会」の版間の差分

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* [[1974年]]、[[パナマ]]で開催されたWBA総会で[[エリアス・コルドバ]](パナマ)<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.com/2009/08/blog-post_9802.html 訃報 コルドバWBA元会長逝く] [[ボクシング・ビート|ボクシングニュース「Box-on!」]] 2009年8月24日閲覧</ref>が、米国・カナダ人以外では初めて会長に選出される。
* それ以降、[[アメリカ合衆国]]からの会長選出は無く、[[エリアス・コルドバ]](パナマ)→[[マンドリー・ガリンデス]](ベネズエラ)→[[ロドリゴ・サンチェス]](パナマ)と、WBAの主導権はアメリカ合衆国から中南米諸国に移る。
* [[1982年]]、[[ロドリゴ・サンチェス]]会長の急死を受けて行われたWBA会長選挙で、米国勢力の巻き返しを狙って擁立された'''ロバート・リー'''が、選挙で敗れると、米国勢力は、そのまま'''ロバート・リー'''を担いでWBAを脱退し、新たな世界選手権の統括機構であるIBFを設立。分裂が固定化する。一方WBAも、この選挙で選出された[[ヒルベルト・メンドサ]](ベネズエラ)会長が以後現在2015年に至るまで会長を務め、次期会長が子息であるヒルベルト・メンドサ・ジュニアに世襲された。[[暫定王座|暫定王者]]とスーパー王者の乱造と相まって、世界最初の世界選手権の統一統括機構であった老舗の団体としての色をなくし、主要四団体の一つに過ぎない存在に埋没しつつあるのではないかと指摘がなされている。メンドーサ・ジュニアが会長に就任して改革第1弾として[[ヘビー級]]トーナメントの開催を発表した<ref>[http://boxingnews.jp/news/34300/ WBAの王者乱発は止まるか、メンドサ会長が改革着手] Boxing News(ボクシングニュース) 2016年1月20日</ref>。
このトーナメントの開催をきっかけに各階級に存在する暫定王者(1位)の廃止に向けた鍵となる政策の一つとして増加傾向の王座の減少に向けた取り組みの一つとメンドーサ・ジュニア会長は話している。出場者は[[タイソン・フューリー]]、[[ウラジミール・クリチコ]]、[[ルーカス・ブラウン]]、[[ルスラン・チャガエフ]]、[[フェリス・オケンド]]、[[アレクサンデル・ウスティノフ]]、[[ルイス・オルティス (ボクサー)|ルイス・オルティス]]の7人。1回戦でフューリーとクリチコのリマッチ、オルティスとウスティノフ、ブラウンとチャガエフ2回戦でブラウンとチャガエフの勝者とオケンドが対戦する変則式のトーナメントとなっている。1回戦の一つ目が3月5日にチャガエフとブラウンの正規のタイトルマッチが決まっているが後のカードの開催時期はまだ不明。現在オルティスとウスティノフがWBAの指令に基づき交渉を始めている。