「空中写真」の版間の差分

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[[ファイル:Manhattan_1931.jpg|thumb|300px|right|[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[マンハッタン]]の航空写真([[1942年]]撮影)]]
[[ファイル:11-09-fotofluege-cux-allg-25a.jpg|thumb]]
'''空中写真'''(くうちゅうしゃしん)とは、飛行中の飛行体<ref group="注">一般的には[[飛行機]]、[[ヘリコプター]]、[[グライダー]]、[[超軽量動力機]]、[[飛行船]]、[[気球]]などの[[航空機]]、[[無線操縦]]の[[模型飛行機]]、[[パラモーター]]、[[パラグライダー]]、[[ハンググライダー]]、[[パラシュート]]、[[凧]]などが利用される。</ref>から[[カメラ]]により[[地表]]面を[[撮影]]した[[写真]]のこと。'''航空写真'''、'''空撮'''<ref group="注">空撮と略した場合は、[[映画]]や[[ビデオカメラ|ビデオ]]などの[[動画]]撮影も含まれる。</ref>とも。
 
[[リモートセンシング衛星]]の[[衛星画像]]の場合は[[フルカラー|トゥルーカラー画像やナチュラルカラー画像]]のことを指す。
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世界の[[列強]][[国軍]]の中でも特に帝国陸軍は偵察機の開発に力を入れており、敵地奥深くまで長距離を飛行挺進し、目標地上空では高高度かつ高速をもって写真撮影を行うという[[コンセプト]]のもと開発された、世界初の戦略偵察機である[[九七式司令部偵察機]]を[[戦間期]]に生み出し、第二次大戦期には[[性能]]をより特化させた[[一〇〇式司令部偵察機]]を大々的に運用した。
 
[[終戦]]後、帝国陸軍が撮影した空中写真は大半が散逸したが、[[アメリカ軍]]が[[1946年]](昭和21年)から[[1947年]](昭和22年)にかけて日本全土のほとんどを撮影した空中写真を含め、前身の地理調査所時代を含む[[国土地理院]](旧・陸軍[[参謀本部 (日本)|参謀本部]][[陸地測量部]])が地図作成のために定期的に撮影した空中写真は順次数値化され、「地図・空中写真閲覧サービス<ref group="注">[http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do 地図・空中写真閲覧サービス](旧・国土変遷アーカイブ 空中写真閲覧システム)</ref>」として[[インターネット]]上で供覧公開されている。
 
国土地理院に提供する航空写真の撮影には、[[海上自衛隊]][[徳島航空基地]]に所属する[[LC-90|UC-90]]「[[くにかぜII]]」が使われていたが、[[2010年]](平成22年)をもって[[セスナ 208|セスナ・208B]] グランドキャラバン「くにかぜIII」に交代し、運用も民間企業へ移管された。
 
== 脚注 ==
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; 注釈
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; 出典
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