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ホームズが活躍していた時代にはベーカー街の東側が1から42まで、西側が44から85まで(43は欠番)となっていて、221Bは存在しない住所だった。後にベーカー街に含まれる北のヨークプレイスは1–40、さらに北のアッパー・ベーカー街も1–54であり、221Bはどこにもなかった。
 
ワトスンが存在しない住所をホームズの部屋として公表したのは、実際の位置を偽装する目的であると考えられたため、本来の場所を突き止めようとする試みが[[シャーロキアン]]によって行なわれている。作中には2階の下宿へ昇るための階段が17段だった(「[[ボヘミアの醜聞]]」)こと、向かいに空き家があった(「[[空き家の冒険]]」)ことなどの手がかりが示されているものの、現在の住所で19説・21説・27説・31説・49説・59–63説・59–67A説・109説・111説・119説・221説などが乱立し、決定的な説はない<ref>“(前略)……と諸説紛々であるが、31説が優勢である。”鈴木利男「ベイカー街」より引用 - [[小林司 (精神医学博士)|小林司]]・[[東山あかね]]編『シャーロック・ホームズ大事典』[[東京堂出版]]、2001年、736–737頁</ref>。ドイルがベーカー街を訪れたことは一度もなかったという説もある<ref>[[田中喜芳]]『シャーロッキアンの優雅な週末 ホームズ学はやめられない』[[中央公論社]]、1998年、20–22頁</ref><ref>ドイルはインタビューに対し、記憶する限りではベーカー街に一度も行った事がない、と答えたことがある。一方、ベーカー街の写真館で撮影したドイルの写真が確認されている。 - コナン・ドイル著、[[ウィリアム・スチュアート・ベアリング=グールド|ベアリング゠グールド]]解説と注『詳注版 シャーロック・ホームズ全集1』[[小池滋監]]訳、[[筑摩書房]]〈[[ちくま文庫]]〉、1997年、349–350頁</ref>。
 
== 作中で221Bを訪ねた人々 ==