「無色鉱物」の版間の差分

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'''無色鉱物'''(むしょくこうぶつ、{{lang|en|'''colorless mineral}}'''は、広義には、[[造岩鉱物]]のうち[[無]]またの付いていない(透明な)鉱物を総称する語であるが、歴史的には[[白|白色造岩鉱物]]のうち無色および白色のものを総称することが多い通常具体的には、[[シリカ鉱物]]([[石英]]など)、[[長石]]類([[アルカリ長石]]、[[斜長石]])、[[準長石]]類のことを指す。[[ケイ素|Si]]、[[アルミニウム|Al]]、[[ナトリウム|Na]]、[[カリウム|K]]などに富み、[[鉄|Fe]]、[[マグネシウム|Mg]]が少ないため、'''珪長質鉱物'''(けいちょうしつこうぶつ、'''フェルシック鉱物'''、felsic mineral)とも呼ばれている。
無色鉱物を含む[[火成岩]]は全体的に白っぽい色になる。
 
無色鉱物を含む[[火成岩]]は全体的に白っぽい色になる。また、高温にならないと融解しない。
有色鉱物に比べて比重が軽いといわれるが例外もある。
 
有色鉱物に比べて比重が軽い。[[花崗岩]]など[[大陸地殻]]を構成する造岩鉱物に多く含まれるといわれる。
 
== 関連項目 ==
* [[岩石]]
* [[鉱物]]
* [[Category:苦鉄質鉱物]]
* [[マフィック鉱物]]
* [[造岩鉱物]]
* [[有色鉱物]](苦鉄質鉱物、マフィック鉱物)
 
== 参考文献 ==
* [[都城秋穂]]、[[久城育夫]] 『岩石学II - 岩石の性質と分類』 [[共立出版]]〈共立全書〉、1975年、ISBN 4-320-00205-9。
* {{Cite book|和書
* [[黒田吉益]]、[[諏訪兼位]] 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983年、ISBN 4-320-04578-5。
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|author = [[黒田吉益]]
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|year = 1983
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<!-- == 外部リンク == -->
 
{{DEFAULTSORT:むしよくこうふつ}}
[[Category:鉱物学]]
[[Category:岩石学]]