削除された内容 追加された内容
MetaNest (会話) による ID:58430719 の版を取り消し
メンデルの法則について元に戻せばご満足ですか先生?
1行目:
{{出典の明記|date=2013年12月}}
'''粒子'''(りゅうし  {{lang-en-short|particle}})とは古典的には[[剛体]]の[[球]]である。特に細かい粒子は'''微粒子'''(びりゅうし)とも称される。以下ではもっぱら物質を構成する「[[基本粒子]]」的な概念の、古代から現代までの科学史的変遷について述べる。
 
古代ギリシアや古代イスラムの「[[原子論]]」において、物質は、どんどん分けていくと、それ以上は細かく分けることができない「原子」というものから成る、と想像された。原子の意の英語 atom (及び類似のヨーロッパ周辺の語)は、ギリシア語で「分割できないもの」を意味する語に由来する。また、それを支える原理として、自然は整数比を好むから、といったように説明された。
西欧科学においては、粒子は世界を構成する基本構造として重視される。それは一定の大きさ、重さ、堅さなどの性質を持つもので、それ以上分割できず、その集合や組み合わせによってそれを要素とする様々な現象が生じるものである。
 
16世紀以降の、まずは化学、次いで物理の発展により(現代では「[[物理化学]]」と言われる)、「[[元素]]」「[[原子]]」「[[分子]]」を主とする各概念が整理・確立された。
これを直接に物質に当てはめたのが古代の[[原子論]]である。物質のすべてが基本となる原子の集まりで理解されるとの立場である。実際には物質の基本粒子は場合によっては原子の組み合わせで生じる分子であることが判明し、さらに原子も内部構造を持つことが明らかになると、その構成要素も物質であるかのように粒子と見なされた。しかし、実際にはそれに当たる[[素粒子]]は[[量子力学]]的には球であり[[波動|波]]である。量子場の理論的には球であり波であり[[場]]である。さらに進んだ理論により粒子はさらに奇妙な状態であると考えられるであろう。
 
20世紀には、[[量子論]]やいわゆる現代物理では、「原子」はさらに[[素粒子]]から構成されるとされた。また、量子論によれば素粒子は「[[量子]]」という、波のようにも粒のようにも振舞うという特性を持つものとされ、実際にそのような不思議に見える振舞いは実験で確認されている。さらに、量子論では[[電磁波]]もまた同様に量子である。[[相対性理論]]も関連し、そういった量子の働き(たとえば、[[電子]]による[[クーロンの法則|電気力]])は「[[場]]」というもので説明される。場に関しては、相対論以前および以後で量子論以前の[[場の古典論]]はよくわかっているが、量子論を含む[[場の量子論]]は[[超弦理論]]など、まだ仮説であるものが含まれる分野である。
[[メンデルの法則]]も[[遺伝子]]の粒子性を認めたことに基づくものである。
 
[[{{要出典範囲|date=2016年1月|メンデルの法則]][[遺伝子]]の粒子性を認めたことに基づくものである。}}
 
==関連項目==