「認定死亡」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Carkuni (会話 | 投稿記録)
115.117.45.8 (会話) による ID:58356937 の版を取り消し
m sty
2行目:
'''認定死亡'''(にんていしぼう)とは、生死が不明な者([[死体]]が[[確認]]できていない者)を死んだものとして扱うための制度のひとつ。類似の制度に[[失踪宣告]]がある。
 
== 条文 ==
認定死亡の根拠条文は以下の通りである。
 
10行目:
当該条文では「死亡の確認(死体の確認)がない場合」ということが明確には読み取れないが、実際には死体の確認がなされていなくても、死亡したと考えるに充分な状況があれば足りるとされている。
 
== 認定死亡の効果 ==
法律上、死亡したものとされる。具体的には、死亡者の[[結婚|婚姻]]は解消され、[[相続]]が開始される。
 
== 失踪宣告との違い ==
[[失踪宣告]]は、危難が去ったあと1年間の継続しての失踪と[[家庭裁判所]]の宣告が必要である。<br>
認定死亡の場合は、即時に効果を生じる。
 
== 東日本大震災における認定死亡 ==
[[2011年]][[3月11日]]に発生した[[東日本大震災]]における行方不明者については、[[死亡届]]に申出人の申述書等を添付し、これらの書面によって死亡が認定された場合、死亡届が受理される。
 
25行目:
*[[個人]]
 
{{DEFAULTSORTデフォルトソート:にんていしほう}}
[[Category:日本法における権利能力]]
[[Category:死]]