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*[[2003年]] - 『Ultra Red』連載終了。
*[[2004年]] - 『[[ウルトラジャンプ]]』にて『[[僕と君の間に]]』連載開始。
*[[2005年]] - 『[[週刊少年サンデー]]』にて[[ブリザードアクセル]]連載開始。
*[[2006年]] - 『僕と君の間に』連載終了。
*[[2007年]] - 『ブリザードアクセル』連載終了。約5ヶ月後に『[[金剛番長]]』連載開始。
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*[[2011年]] - 『[[週刊ヤングジャンプ|ミラクルジャンプ]]』にて『神契り』集中連載。『[[週刊少年チャンピオン]]』にて読切『ちぐはぐラバーズ』、『[[週刊少年マガジン]]』にて読切『七つの大罪』掲載。
*[[2012年]] - 『週刊少年チャンピオン』15号から30号まで『[[ちぐはぐラバーズ]]』連載。『週刊少年マガジン』にて『[[七つの大罪 (漫画)|七つの大罪]]』連載。
*[[2014年]] - 『[[七つの大罪 (漫画)|七つの大罪]]』がテレビアニメ化される。(鈴木作品では初の映像化)
*[[2015年]] - 『七つの大罪』で第39回[[講談社漫画賞]]・少年部門を受賞<ref>{{cite web|url=http://www.oricon.co.jp/news/2052728/|title=『講談社漫画賞』決定 少年部門は『七つの大罪』&『弱ペダ』|publisher=[[オリコン|ORICON]]|date=2015-05-13|accessdate=2015-05-13}}</ref>。
 
== 特徴 ==
=== 作風 ===
自身の格闘技好きから来る熱い線、趣味の[[少女漫画]]に影響を受けた繊細な画風、[[ファンタジー]]風の背景が特徴。デビュー作『Revenge』やその後発表した読切は、いずれも中世ヨーロッパ的な世界観の[[ファンタジー漫画]]だった。初連載『ライジングインパクト』は[[ゴルフ]]をテーマにしたスポーツ漫画だったが、多くのキャラクターの名前が『[[アーサー王物語]]』から取られ、また扉絵などではしばしばファンタジー風のイメージイラストが描かれた。連載作品でファンタジーを扱ったのは『僕と君の間に』のみである。『金剛番長』については当初ファンタジー漫画の予定で連載企画を進めていたが、打ち合わせの最中に冗談で挙がった「番長漫画」のアイデアが盛り上がり、そのまま本採用されたという経緯がある。
 
=== 速筆に関するエピソード ===
『週刊少年ジャンプ』時代は誌内でも有数の速筆で、原稿を落とすことはなく、その上週2日休めていた。『ライジングインパクト』連載初期はアシスタントを使わず1人で執筆していた。途中から[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]として、小学校時代からの幼馴染の女性の「黒峰さん(仮)」を迎えた。名前の由来は、似顔絵に『ライジングインパクト』の「黒峰美花」というキャラクターの顔を代用したためである<ref>『ライジングインパクト』単行本第3巻・162ページ「トテプニページ・5」より。</ref>)。この女性とは後に結婚し、名前の表記も「黒峰さん(嫁)」となった。
 
『週刊少年マガジン』に移籍した現在も、同世代の[[真島ヒロ]]などと並び誌内でも有数の速筆といわれ、本誌に一挙2話を掲載することも少なくない<ref>2014年44号(95話、96話)、2014年49号(101話、102話)、2015年46号(144話、145話)など。</ref>。そのため『七つの大罪』はコミックス第1巻発売から、2か月に1巻のペースで刊行され続けている。現在でもアシスタントに任せるのはトーンやベタ塗りなどの処理のみで、キャラクターや背景は本人が執筆しているという<ref>{{Cite web |url=http://websunday.net/backstage/suzuki02.html |title=鈴木 央 |publisher=小学館 |accessdate=2009-6-30 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20071031041610/http://websunday.net/backstage/suzuki02.html |archivedate=2007-10-31 |deadlinkdate=2013-8-24 }}</ref>。
 
=== 連載誌に関するエピソード ===
『Ultra Red』の[[打ち切り]]最終回で、背景の群衆の1人の服に「BYE BYE JUMP」という言葉を忍ばせており、この言葉通り鈴木は後に『週刊少年ジャンプ』から『ウルトラジャンプ』を経て、『週刊少年サンデー』に移籍した。『金剛番長』終了後は小学館以外の雑誌にも作品を掲載し、2011年には『週刊少年チャンピオン』と『週刊少年マガジン』に読み切りを、さらに2012年にはそれぞれに連載作品を執筆掲載。この時点で日本で発行されていた'''4つの週刊少年漫画誌全て'''に連載作品を掲載した漫画家の一人となった。他に、<ref>読み切りなどの形も含め、4つ上記四大週刊少年誌に掲載経験を持つ漫画家として、他に [[牛次郎]]・[[小林よしのり]]・[[梶原一騎]]・[[松本零士]]・[[真樹日佐夫]]・[[影丸譲也]]・[[一峰大二]]・[[望月三起也]]・[[藤子不二雄]]・[[水木しげる]]・[[川崎のぼる]]・[[手塚治虫]]・[[貝塚ひろし]]・[[柳沢きみお]]・[[ビッグ錠]]・[[石森章太郎]]・[[荘司としお]]・[[ジョージ秋山]]・[[森田拳次]]・[[赤塚不二夫]]・[[水島新司]]・[[梅本さちお]]・[[滝沢解]]・[[本宮ひろ志]]・[[ながやす巧]]・[[柳沢きみお]]・[[逆井五郎]]・[[永井豪]]らがいる。このうち永井豪は、20122016年現在発行中の4つの週刊少年誌に加え、休刊した週刊少年誌3誌([[週刊ぼくらマガジン]]、[[週刊少年キング]]、[[週刊少年宝島]])全てに連載経験を持つ。</ref>
 
== 作品リスト ==
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* [[金剛番長]](2007年47号 - 2010年15号、週刊少年サンデー、小学館)
* 神契り(2011年N°01 - N°03、[[ミラクルジャンプ]]、集英社)
* [[ちぐはぐラバーズ]]([[週刊少年チャンピオン]] 2011年20号、21号、2012年15号 - 2012年30号)
* [[七つの大罪 (漫画)|七つの大罪]]([[週刊少年マガジン]] 2012年45号 - )
 
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* カウガール対空飛ぶ円盤([[サンデーGX]] 2010年10月号掲載)
* 連載詩 空が分裂する([[別冊少年マガジン]] 2011年5月号掲載) - 見開きイラスト1枚
* ちぐはぐラバーズ([[週刊少年チャンピオン]] 2011年20・21号掲載)
* 七つの大罪(週刊少年マガジン 2011年第52号掲載)