「鉄仮面」の版間の差分

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* 『鉄仮面』- [[黒岩涙香]]による翻案小説で、[[1892年]](明治25年)12月25日から[[1893年]](明治26年)6月22日まで「[[萬朝報]]」に連載された。原作は[[フォルチュネ・デュ・ボアゴベイ]]著“''Les deux merles de m. de Saint-Mars'' ”(サンマール氏の二羽の鶇)。 海外ではほとんど忘れられた小説だが、日本ではこの涙香版が何度も単行本化され、更に[[江戸川乱歩]]が涙香版を小中学生向けにリライトした講談社版(1938年)も版を重ね、戦前戦後を通じて愛読された。その他、雑誌に掲載されたダイジェスト版や映画、漫画、紙芝居、ラジオドラマで、日本中に「鉄仮面」の名を知らしめた。[http://iss.ndl.go.jp/api/openurl?ndl_jpno=41004891 近代デジタルライブラリー]にて本文を閲覧出来る。また、涙香版を小中学生向けにリライトした作品の一つ、カバヤ児童文庫「謎の鉄仮面」(1953年 著者不明)は[[岡山県立図書館]]のサイトで閲覧出来る。[http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/follist-jp/kyo/M2004070112153110000-sti-ACS (岡山県立図書館所蔵)カバヤ児童文庫]
 
* 『鉄仮面』- 「[[ダルタニャン物語]]」第3部『[[ブラジュロンヌ子爵]]』、[[アレクサンドル・デュマ・ペール|アレクサンドル・デュマ]]著
* 『[[奇岩城]]』(1908 - 1909年)- [[モーリス・ルブラン]]の代表作の一つ。『奇岩城の秘密』という危険文書を書いたことを咎められ、鉄仮面が投獄されたとされている。
* 『[[アニメ三銃士]]』-「ダルタニャン物語」第1部『[[三銃士]]』と併せて、上記の作品をアニメ化したもの。後半が「鉄仮面編」と呼ばれる。[[ルイ13世 (フランス王)|ルイ13世]]の双子の弟を裏から操る男が鉄仮面であるが、SP版では双子の弟自身が鉄仮面というストーリーも存在する。
* 『二十世紀鉄仮面』、[[小栗虫太郎]]著
* 映画『[[仮面の男]]』(1998年)ランダル・ウォレス監督、[[レオナルド・ディカプリオ]]主演。ここではルイ14世の双子の弟が「仮面の男」として物語が進む。
* 『[[スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説]]』 - 主人公は幼少期に鉄仮面を着用して育てられた。
* 『[[ブルボンの封印]]』[[藤本ひとみ]]著([[森川久美]]の漫画版有)
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* 『[[鉄面探偵ゲン]]』 - [[石ノ森章太郎]]の漫画作品。凶悪犯罪者を追う事件で、二度と外せない鉄仮面を着せられた刑事・十文字ゲンは復讐のため犯人を追い、また探偵として様々な事件を解決する。
* 『[[機動戦士ガンダムF91]]』 - スペースコロニーの住民および地球人類の抹殺を企む男・[[カロッゾ・ロナ]]と、偶然に[[ガンダムF91]]のパイロットとなった少年・[[シーブック・アノー]]と仲間たちの戦いを描く。カロッゾは鉄仮面を被って素顔を隠しており、その姿通り「鉄仮面」と呼ばれることもある。
 
=== ダルタニャン物語関連 ===
* 『鉄仮面』- 「[[ダルタニャン物語]]」第3部『[[ブラジュロンヌ子爵]]』、[[アレクサンドル・デュマ・ペール|アレクサンドル・デュマ]]著
* 『[[アニメ三銃士]]』-「ダルタニャン物語」第1部『[[三銃士]]』と併せて、上記の作品をアニメ化したもの。後半が「鉄仮面編」と呼ばれる。[[ルイ13世 (フランス王)|ルイ13世]]の双子の弟を裏から操る男が鉄仮面であるが、SP版では双子の弟自身が鉄仮面というストーリーも存在する。
* 映画『[[仮面の男]]』(1998年)ランダル・ウォレス監督、[[レオナルド・ディカプリオ]]主演。ここではルイ14世の双子の弟が「仮面の男」として物語が進む。
 
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