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'''山脇 直司'''(やまわき なおし、[[1949年]][[3月26日]] - )は、日本の[[社会学者]]。専門は公共哲学、社会思想史、[[ドイツ観念論]]など。[[星槎大学]]教授、[[東京大学]]名誉教授。
 
[[経済学]]から[[哲学]]に転じ、ドイツで学位を取得、最近は日本で支配的な「哲学学」批判と、哲学概念の再検討を含む学問論、およびグローカルな公共哲学を展開している。また、[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]の「地域間哲学対話」プロジェクトのコアメンバーも務めている。
 
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== 経歴 ==
1949年、[[青森県]][[八戸市]]に生まれ、1967年に[[青森県立八戸高等学校]]を卒業後[[一橋大学]][[経済学部]]に進み、1972年に卒業。指導教員は[[塩野谷祐一]]。1975年[[上智大学]][[大学院]]哲学研究科[[修士課程]]修了。指導教員はチェコ人の[[ルートヴィヒ・アルムブルスター]]とドイツ人の[[クラウス・リーゼンフーバー]]。
 
1949年、[[青森県]][[八戸市]]に生まれ、1967年に[[青森県立八戸高等学校]]を卒業後[[一橋大学]][[経済学部]]に進み、1972年に卒業。指導教員は[[塩野谷祐一]]。1975年[[上智大学]][[大学院]]哲学研究科[[修士課程]]修了。指導教員はチェコ人の[[ルートヴィヒ・アルムブルスター]]とドイツ人の[[クラウス・リーゼンフーバー]]
1978年、旧[[西ドイツ]]・[[ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン|ミュンヘン大学]]に留学し、[[ローベルト・シュペーマン]]のもとで1982年同大学の[[哲学博士]]号を所得。
 
1978年、旧[[西ドイツ]]・[[ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン|ミュンヘン大学]]に留学し、[[ローベルト・シュペーマン]]のもとで1982年同大学の[[哲学博士]]号を所得。
帰国後は[[東海大学]][[文学部]]文明学科[[専任講師]]、上智大学文学部哲学科[[助教授]]を経て、1988年の[[東大駒場騒動]]の際に[[谷嶋喬四郎]]東京大学教授の推薦を受け[[東京大学教養学部]]社会科学科助教授となる。1993年同教授、1996年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授。2013年定年退任し、[[星槎大学]]通信制課程共生科学部教授。同学部長及び統合学術国際研究所所長<ref>http://tougou-gaku.jp/newmessage.html</ref>。
 
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帰国後は[[東海大学]][[文学部]]文明学科[[専任講師]]、上智大学文学部哲学科[[助教授]]を経て、1988年の[[東大駒場騒動]]の際に[[谷嶋喬四郎]]東京大学教授の推薦を受け[[東京大学教養学部]]社会科学科助教授となる。1993年同教授、1996年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授。2013年定年退任し、東京大学名誉教授となる。[[星槎大学]]通信制課程共生科学部教授。同学部長及び統合学術国際研究所所長<ref>http://tougou-gaku.jp/newmessage.html</ref>。
 
八戸大使、星槎大学教授、現在横浜在住
 
八戸大使、[[経済産業省]][[産業構造審議会]]基本政策部会委員、[[国際連合大学]]グローバルセミナー企画委員、東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センター執行委員等も務める。
 
== 著書 ==
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*『社会思想史を学ぶ』(ちくま新書、2009年) 
 
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===共著===
===訳書===
*(ペーター・コスロフスキー・[[鬼塚雄丞]]・[[杉浦克己]]・[[松原隆一郎]]・[[橋本努]])『資本主義の倫理』([[サイエンス社]]、1996年)
*([[星川啓慈]]・[[山梨有希子]]・[[斎藤謙次]]・[[濱田陽]]・[[田丸徳善]])『現代世界と宗教の課題――宗教間対話と公共哲学』([[蒼天社出版]]、2005年)
 
===共編著===
*([[田中克彦]]・[[糟谷啓介]])『ライブラリ相関社会科学 (4) 言語・国家、そして権力』(サイエンス社、1997年)
*([[大沢真里]]・[[大森彌]]・松原隆一郎)『ライブラリ相関社会科学 (5) 現代日本のパブリック・フィロソフィ』(サイエンス社、1998年)
*([[内田隆三]]・[[森政稔]]・[[米谷匡史]])『ライブラリ相関社会科学 (7) ネイションの軌跡』(サイエンス社、2001年)
*([[佐々木毅]]・[[村田雄二郎]])『東アジアにおける公共知の創出――過去・現在・未来』(東京大学出版会、2003年)
*([[丸山真人]]・[[柴田寿子]])『ライブラリ相関社会科学 (10) グローバル化の行方』(サイエンス社、2004年)
*([[宮本久雄]])『公共哲学の古典と将来』(東京大学出版会、2005年)
*([[金泰昌]])『公共哲学 (18) 組織・経営から考える公共性』(東京大学出版会、2006年)
*([[田中秀夫 (経済学者)|田中秀夫]])『共和主義の思想空間――シヴィック・ヒューマニズムの可能性』([[名古屋大学出版会]]、2006年)
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===論文===
*「トランスディシプリンとしての哲学の復権--分断化された社会科学の架橋のために」『思想』岩波書店、2009年6月号、6-28頁。
*"Weber's Ideal-type of Development, Politics and Scientific Knowledge", In:Laurence McFalls (ed.) ''Max Weber's Objectivity Reconsidered'', Toronto University Press 2007.
*"Toward a Renewal of the Concept 'Wa' for the Culture of Peace", in: UNESCO (ed.), ''Cultural Diversity and Transversal Values: East=West Dialogue on Spiritual and Secular Dynamics'', UNESCO 2006.
*「公共を巡る思考の現在--市民社会と公共圏の構造変化」日本放送協会放送文化研究所編『放送メディア研究5』丸善、2008年、23-48頁。
*「<座談会>オウム事件によって考えさせられたもの(年間テーマ/オウム的世界と私たち――キリスト者の課題)」カトリック社会問題研究所『福音と社会』1996年、6~21頁
他多数
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===訳書===
* ローベルト・シュペーマン, ラインハルト・レーヴ『進化論の基盤を問う――目的論の歴史と復権』([[学校法人東海大学出版会|東海大学出版会]]、1987年)
* P・コスロフスキ、フィリップ・クロイツァー、ラインハルト・レーヴ編『進化と自由』([[産業図書]]、1991年)
 
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== 脚注 ==
==参考==
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==参考==
*『駒場2001』東大教養学部 
 
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{{DEFAULTSORT:やまわき なおし}}
[[Category:日本の哲東京大の元教授]]
[[Category:東海星槎大学]]
[[Category:上智大学の教員]]
[[Category:東京大学の教員]]
[[Category:星槎大学の教員]]
[[Category:青森県出身の人物]]
[[Category:1949年生]]
[[Category:存命人物]]
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