「ディープスペースネットワーク」の版間の差分

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現在では、外惑星探査機だけでなく、月・内惑星・地球近傍の小惑星や彗星などの探査機全般で使用している。
 
約90分で地球を一周する可視範囲が狭い周回軌道の衛星の追跡場合異なり、月軌道や惑星探査機との通信は長時間可能であるため、地球上に120度間隔で設置すれば、した3箇所の地上局だけで対応することが可能である。しかし遠距離通信となるため、巨大なアンテナを必要とし、超高感度の受信機と強力な送信機を必要とする。
 
DSNの構築が始まったのは1960年代初頭であり、当初に建設された各施設は老朽化が急速に進んでいて、近年の積極的な探査機の展開に対して必要な機能の不足が目立っている。そのため、NASAは本ネットワークに属する設備を漸次新しい設備や施設に交換しつつある。