「アガメムノンのマスク」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
18行目:
擁護論者たちは、日曜の休日と雨のため、発掘は11月26日から11月27日には休止されていたことを指摘する。スタマタキスが信用できる証人たちと発掘に加わるまで再開は許されなかった。他の3つの仮面は11月28日まで発見されておらず、アガメムノンのマスクは、11月30日に発見された。
 
第2の攻撃は、様式についてのものだった。アガメムノンのマスクは、平面というよりむしろ3次元的であるという点で、他の3つの仮面とかなりの点で異なっている。それは平面というよりむしろ3次元的である。髪の毛は彫るというよりも切り抜かれており、耳も切り抜かれている。目は開いた瞼と中央を通る閉じた瞼の線で、開いたものと閉じたものの両方として表現されている。ミケーネ美術のすべての顔の描写の中で、その顔だけが唯一カイゼルひげとともに先のとがった総ひげに覆われている。(平らな仮面と比べ)口の輪郭が明瞭である。眉毛は1つではなく、むしろ2つの弧を描いている。
 
擁護側は、先の議論で唇の形、三角形のひげ、そしてひげの細部は、4号竪穴墓から出土した黄金製のライオンの頭の形をした[[リュトン]](角杯)([[:en:rhyton]])のたてがみや頭髪とほとんど同じだと述べた。彼らはシュリーマンの不誠実は大変に誇張されていると主張し、また攻撃者は敵討ちしようとしているとも主張している。