「線維筋痛症」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎外部リンク: 線維筋痛症治療で知られる歯科医院への外部リンクを追加。
→‎顎関節症との関係と歯科治療: 認知行動療法と運動によるセルフケアの情報が不足していたので追記。Mainとして慢性疼痛を指定。
321行目:
=== 顎関節症との関係と歯科治療 ===
線維筋痛症は顎関節症を併発することが多い{{sfn|線維筋痛症がわかる本|2010|p=148}}。線維筋痛症の治療を唄っている一部の歯科もある。歯列矯正や歯を削ったりして噛み合わせや顎の位置を大きく変える治療方法で、これらの治療が合わなかった患者にとっては元の状態に戻す事ができない侵害性が強くストレスの大きい治療のため治療を受ける場合は十分な注意が必要である{{要出典|date=2015年5月}}。慢性疼痛患者の症状の重症度と顎の痛みの間には相関関係がある<ref>{{cite journal|authors=Wolfe, Frederick, Robert S. Katz, and Kaleb Michaud|title=Jaw pain: its prevalence and meaning in patients with rheumatoid arthritis, osteoarthritis, and fibromyalgia|journal=The Journal of rheumatology|volume=32|issue=12|year=2005|pages=2421-2428|url=http://www.jrheum.org/content/32/12/2421.short|accessdate=2016-2-24}}</ref>ために、顎の痛みの治療は線維筋痛症の治療の有用かもしれない。しかし、顎の痛みの治療は安全性の観点から初期治療として口腔スプリントが推奨され、咬合調整・歯列矯正は推奨されていない<ref>{{cite web|author=日本顎関節学会|title=顎関節症患者のための初期治療ガイドライン|url=http://www.kokuhoken.or.jp/exterior/jstmj/file/guideline_TMJ_patient.pdf|format=PDF|accessdate=2016-2-24}}</ref>。線維筋痛症患者は特に刺激に過敏である場合が多く、噛み合わせに手を付けない方が望ましいとする意見もある<ref>{{cite book|和書|title=痛みが全身に広がる病気をとことん治す|author=リーダーズノート編集部|year=2014|page=208|isbn=978-4903722511}}</ref>。また、口腔スプリントのみで線維筋痛症の症状をコントロールできたとする報告もある<ref>{{cite journal|和書|authors=山田貴志、築山能大、岡寛、古谷野潔|title=電気的痛み定量計測器を用いて治療評価を行った線維筋痛症の症例|journal=日本臨床リウマチ学会雑誌|volume=21|year=2009|pages=249-255}}</ref>。
 
=== 運動と認知行動療法を中心とするセルフケア ===
[[慢性疼痛]]に対して、[[運動]]と[[認知行動療法]]を中心とする[[セルフケア]]が有効とされる。<ref>{{Cite web |author=「慢性疼痛患者に対する統合医療的セルフケアプログラムの構築」班 |title=慢性痛患者のためのセルフケアガイドブック | date=2014年 |url=https://web.archive.org/web/20141030032508/http://selfmanagement.jp/wp-content/themes/selfmanagement/images/2014_guideline.pdf |format=PDF |accessdate=2016年2月27日}}</ref>
{{Main|慢性疼痛#セルフケア}}
 
=== その他の治療 ===