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Zyxwv9876 (会話 | 投稿記録)
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{{出典の明記|date=2013年11月}}
{{独自研究|date=2013年11月}}
'''ルミネセンス'''('''luminescence''')または'''ルミネッセンス'''とは、物質が[[電磁波]]の照射や[[電場]]の印加、[[電子]]の衝突などによって[[エネルギー]]を受け取って[[励起]]され、低いエネルギー状態の分布数に対する高いエネルギー状態の分布数の比が[[熱平衡]]状態のときと比較して大きい状態にされたときに起きる[[自然放出]]による[[発光]]現象およびその光を指す。なお、熱平衡状態の物質が光を発する現象は[[黒体放射]]である。また、低いエネルギー状態の分布数に対する高いエネルギー状態の分布数の比が1以上となる[[反転分布]]状態においては、[[誘導放出]]による光の増幅が起きる。
 
励起源からのエネルギーの供給を絶つとすぐに発光も止まる物を[[蛍光]]、残光を持つ物を[[燐光]]と呼ぶが、両者の区別はあまりはっきりしていない。両者をまとめて蛍光と呼ぶこともある。化学的には励起一重項からの失活に伴う発光を'''蛍光'''と呼び、三重項からの失活に伴う発光を'''燐光'''と呼び区別している。一般的に三重項は寿命が長く、励起一重項よりもエネルギー準位が低いため、燐光の波長は長くなる。