「イアン・フレミング」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Beckdrrr (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
26行目:
 
==007シリーズ==
映画からは窺えないが、著作(007シリーズ)内では食事シーンが実に克明に描かれており、フレミング本人も「超大変な[[美食家]]」ともいうべき[[生活習慣]]のスタイルであったと伝えられている。そのためか、主人公のジェームズ・ボンドも不健康という設定であるが、フレミングもまた早い段階から[[心臓]][[血管]]の[[疾患]]をかかえて生活しており、映画化された自分の作品は、映画における第2作『[[007 ロシアより愛をこめて]]』までしか目にすることができなかった。
 
1990年にイアン・フレミング自身を題材にした映画『[[スパイメーカー]]』が公開された。監督は[[フェルディナンド・フェアファックス]]、主演は[[ジェイソン・コネリー]]([[ショーン・コネリー]]の息子)。ただしこの作品の趣旨は「ヤング・ジェームズ・ボンド」とでも呼ぶべき、ボンドとフレミングを同一視したうえでその若い時代を描くという娯楽フィクションで、伝記ものではない。実際のフレミングは確かに海外情報部勤務であったがデスクワークが主体であり、任務を帯びて敵地に潜入する立場にはなかった。