「ジェームズ3世 (スコットランド王)」の版間の差分

概して公正さに欠き、[[イングランド]]との協調の追求政策や、家族との破滅的な関係などにより国民の支持を得られず、人気がなく無力な統治者であった。

[[1469年]]8月10日、[[デンマーク]]王[[クリスチャン1世 (デンマーク王)|クリスチャン1世]]（[[ノルウェー]]・[[スウェーデン]]の王も兼ねる）の王女[[マーガレット・オブ・デンマーク|マーガレット]]（マルグレーテ）と結婚した。当時の北欧3国は[[カルマル同盟]]によって大国となっており、対イングランド関係においても有利な結婚であった。スコットランド側は王女の持参金に現金を要求したが、クリスチャン1世は手元不如意を理由に、後で現金を送る代わりとして取りあえずスコットランドの北方の[[オークニー諸島]]と[[シェトランド諸島]]を持参金とした。しかし現金は送られず、以来今日に至るまでこの2つの諸島はスコットランド領となった。

[[1488年]]、不満を抱いた貴族や長男ジェームズとの戦い（ソーキバーンの戦い：[[:en:Battle of Sauchieburn|Battle of Sauchieburn]]）で敗れ、殺され死した。

* [[ジェームズ4世 (スコットランド王)|ジェームズ4世]]（1473（[[1473年]] - [[1513年]]） - スコットランド王

* ジェームズ（1476（[[1476年]] - [[1503年]]） - [[ロス公]]、[[セント・アンドリューズ]][[大司教]]、｢｢大法官]]

* ジョン（1479（[[1479年]] -[[ 1503年]]） - [[マー伯]]