「粒子状物質」の版間の差分

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大阪府が平成25年度(2013年度)に行った調査では、春や夏のPM2.5濃度が高い日のうち、大陸から気流が流れ込みやすい条件の日には、石炭の燃焼に由来するとされる鉛や[[ヒ素]]、硫酸イオンの濃度が上昇する傾向が共通して見られた。また、東京と同様に夏に硫酸イオンの割合が高く冬に硝酸イオンが高い傾向がみられた<ref name="osrep25">「[http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/kankyo/gijutsu/pm25/h25_overview.html 平成25年度微小粒子状物質成分分析結果報告書の概要]」大阪府立環境農林水産総合研究所、2014年</ref>。<ref name="tkrep11"/>。なお、PM2.5濃度の変化における越境汚染の寄与度は大陸からの距離に関係があり、大阪・兵庫ではPM2.5濃度に対する感度が48%に上る一方、東京では26%にとどまるという調査が報告されている<ref name="tkrep11">[[#tkrep11|東京都微小粒子状物質検討会報告書]]、p33</ref>。
 
2013年度環境省調べ(宅地)<ref>「PM2.5、硫酸イオン主成分」日本経済新聞2016年3月4日</ref>
①硫酸イオン30% ②すすや黒煙17% ③アンモニアイオン13% ④硝酸塩など7% ⑤硝酸イオン7% ⑥マグネシウムイオンなど2% ⑦塩素イオン 1%
 
==健康への影響==