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ドイツの[[ハンス・シュペーマン]]はイモリ胚での移植実験([[1924年]])から、原口背唇部(げんこうはいしんぶ)に分化を引き起こす作用を発見し、原口背唇部を'''形成体'''(オーガナイザー)と名付け、未分化の細胞群に分化を促す形成体の作用を'''[[誘導]]'''と呼んだ。
 
また、ドイツの[[ヴァルタ―・フォークト]]が、イモリの胚を部分的に染色する「'''局所生体染色法'''」を開発した。フォークトはこれにより染色された胚がどのように分化するかの追跡調査を行い、胚が将来形成する原基の位置を示した'''原基分布図'''('''予定運命図''')を作成した([[1929年]])。
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File:フォークトの実験.svg|よくある、局所生体染色法の図。