「モリのアサガオ」の版間の差分

編集の要約なし
(原作を昨日2巻から6巻まで読み、事実と異なる点で覚えている箇所を修正しました。①及川直樹の実母について。②笹野が殺した親達について。③福田真也について。)
: 中学生の息子が同級生にいじめられ自殺したが、学校がいじめが原因であるとは認めなかったため、それにより学校や区を相手取り訴訟を起こすが、勤務先の印刷工場から区の印刷物の仕事が無くなったことを告げられた結果、退職を余儀なくされ、妻とも離婚した。それから1年後、公園でいじめの加害者の中学生3人組が別の生徒をいじめている所を偶然目撃する。いじめられていた生徒がその場から逃走した後、3人組が笹野の息子をいじめていた時のことを談笑しているのを見て逆上、衝動的に落ちていた木製バット(3人の持参物)を奪い、3人全員を撲殺した。殺害したことを後悔しつつ、渡瀬満の影響で「仇討ちは死刑に値するほど本当に悪いことなのか」と感じたため、減刑を求めて再審請求するが、殺した生徒の両親が毎年笹野の息子の命日に墓参りしているのを知り、取り下げた。
; 笹野が殺した中学生の両親
: 笹野の息子が自殺した直後は自分たちの息子がいじめをしていたことを否定していたが、息子が殺された後、それぞれのいじめの加害者の家の中で遺品整理をしている時、『笹野の息子をいじめていたことは、永遠に三人だけの秘密にすること』という旨の血判状を見つけ、愕然として認識を改めたらしく、毎年笹野の息子の命日に墓参りしていた。それを笹野に頼まれて初めて墓参りに来た若林に目撃される。若林が事情をねると、笹野に対する憎しみは消えないが、自分たちの息子のせいで笹野の息子が自殺したことについて親として申し訳なく思っているのでこうして命日に墓参りに来ていることを説明。ただし息子を殺された憎しみは消えないため、毎年墓参りに来ていることを笹野本人には絶対知られたくないと、若林に口止めをする。
; 村雨弁護士
: 渡瀬と田尻の担当弁護人。「田尻を野放しにした自分のせいで[[平成]]の仇討ち殺人事件が起こってしまった」という自責の念から渡瀬の弁護人になるが、実際は渡瀬に貶められるために利用されていた。
: 東條松之助の息子。松之助の遺志を継ぎ赤石を支援する小学校教師。父の死後、赤石の支援活動を続けた結果、赤石がパチンコ店で怪我したところを目撃した人物を見つけ出し、必死の思いでその人物を説得して証人として裁判に出廷させ、赤石の無罪を勝ち取ることに成功した。
; 山本憲人
: 元死刑囚。鶯谷事件の当事者。及川の実父。小学生時代に川で溺れかけていたところを深堀に助けられ、以後、恩返しに深堀の喧嘩を止めたり、深堀と一緒に教師に謝ったり、勤務先の上司に深堀の採用を頼み込んだりしていた。社長に虐げられていた妻の貴子を助けるために会社に上がり込んだ際、一緒に来ていた深堀が社員3人を殺害し、これに激昂した社長が深堀を灰皿で撲殺しようとしたため、深堀を守るために咄嗟に落ちていた(深堀が山本の家から持ちだした)ナイフで応戦し、社長を殺してしまった。本来であれば、犠牲者が1人である上、[[過剰防衛]]または[[正当防衛]]が成立する状況であるため、死刑になることはまずない。また[[検察]]は、正当防衛の可能性を捨て切れない以上、有罪率を維持するために[[起訴]]しない可能性が高い。しかし山本は、自身、妻、息子の命を救ってくれた深堀に感謝し、身代わりに死ぬことを決意。自身は美代子が社長に虐げられていることに腹を立て、社長と止めに入った社員2人を殺害し、深堀は解雇されたことを恨んで社員1人を殺害したと述べ、死刑判決を受けた。及川は、木和子から写真を渡され「何があっても人を傷付けない山本君が主犯だと聞いた時はびっくりした」と聞き、更に世古から深堀が6人も殺害したことを自慢していたことを聞いたため、山本が主犯であることに疑問を感じ、深堀に真実を聞き出した。山本が収監されていた当時の東京西拘置所の所長であった正道は、「立派な男だった」と述べた。
; 山本貴子
: 旧姓は「藤間」。山本憲人の交際相手で及川の実母。山本の意志により、死刑執行後籍を抜き旧姓に戻る。直樹を出産後、直樹を養子に出し、及川正道の力添えもあり喫茶店を開く。正道はこの喫茶店に小さい頃から直樹を連れてきていたが、佐和子は決して来なかった。その事を直樹に尋ねられると、貴子は産みの母親から子供を奪ってしまった罪の意識からではないか?と、分析する。直樹が全てを受け入れ自立した後、佐和子が喫茶店に通うようになり、直樹、及川夫婦と良好な関係となる
 
; 鶯谷運送社長
: 貴子を自分のものにするために合理化を口実にして山本と深堀をリストラする。貴子が山本と別れ自分と交際すると言っていたが、いつのまにか山本の子供(及川)を妊娠していて、それに逆上し貴子に暴力や猥褻などの行為をする。貴子に「別れないと殺される」と言わせる為に山本の家に電話をかけたが、その時に貴子が助けを求める声が届き、山本と深堀が駆けつけた。その際に深堀が社員3人を殺害し、これに激昂して灰皿で深堀を撲殺しようとし、止めようとした山本に包丁で刺され死亡した。
; 船木和子
: 深堀の元妻。深堀と[[できちゃった結婚|出来婚]]し、鶯谷事件の後離婚。深堀とのあいだに一人娘、百合がいる
; 田尻達男
: 田尻の弟で有歌の叔父。有歌を妹のように可愛がっていた。<ref>その有歌を金になると言いさらったのは兄であることを棚に上げている。</ref>兄と姪を殺害した渡瀬と小春を殺害しようとするが、逆に助けに入った渡瀬に殺されそうになり「俺を殺しても息子が復讐に来る」と言い、「俺が死刑になるなら小春には手を出さないと誓うか」と聞かれ「俺が憎いのはお前だけだ」と思い留まった。渡瀬の死刑確定後、交通事故に遭い死亡した。息子がいる。
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