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工程は製品製造の各々の段階を指す訳だが、それらは[[鋳造]]や[[鍛造]]、あるいは[[プレス加工]]などの[[塑性加工]]や[[削り出し]]・[[切断]]・[[研磨]]などの[[切削]]を経て、組み立てにも[[機械要素]]段階から[[モジュール]]規模のある程度まとまったものの組み立てまで、その各々に段階が設けられる。更に言えばその各々にも細分化された工程を含む。
 
例えばプレス加工でも[[プレス機械]]一回のに相当する一回の加圧で目的の形に加工するのではなく、何回かの工程に分けて加工される。こうすることでその各々ではあまり大きな圧力を必要としないことはもちろんのこと、必要な細部の加工を別工程とすることで、その各々に利用される[[金型]]の簡略化、また加工精度の向上と製品の均一化が図られる。
 
こういった工程においては、その各々の作業を分業体制として区切りを設けることで、その途上段階において[[検査]]<!--記事「試験」では製造業における品質管理への言及が少ないので、敢えてリダイレクト項目にリンクしています-->の工程を挿入、規定に沿わない部品を除外ないし補正することで、最終的な製品が問題なくする[[歩留まり]]向上の利点が存在する。各工程で除外された部品は[[不良品]]として前加工段階に差し戻されて補正されるか、あるいは原料に還元され再利用([[リサイクル]])される。
 
なお製造する製品の[[品質管理]]において、他から調達した部品や素材を自前で検査する工程を含めることもあるが、納入された部品全てを検査するのではなく、[[ロット管理|ロット]]単位で抜き取り検査を行う場合もある。これは検査工程の簡略化であるが、分業体制による大量生産では、製造設備を連続稼動させる段階でロットの単位が発生し、この中では同一ロット内での不具合も均一化され、抜き取り検査だけでも問題を発見しやすい。