「奇跡の人 (1998年のテレビドラマ)」の版間の差分

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→‎備考: 奇跡の人 (小説)よりドラマ化の経緯を転記
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原作は[[真保裕一]]の[[奇跡の人 (小説)|同名小説]]であるが、ドラマの内容はこれをもとにしたオリジナルストーリーであった。
 
テレビドラマ化の経緯について、真保は著書夢の工房の中で詳しく言及している<ref>{{Cite |和書 |author = 真保裕一 |authorlink = 真保裕一 |title = 夢の工房 |date = 2001 |publisher = 講談社 |isbn = 4062109468 |ref = harv|chapter = ある映像化の具体例|pages = 196-199 }}</ref>。それによれば、ドラマの企画書を読んだ真保にはそれが「原作の設定だけを利用した別のドラマ」としか思えず、許諾を与える気にはなれないでいた。ところが、真保の知らないところで出版社とよみうりテレビとの間でテレビドラマ化の話は進み、真保が事態に気づいた時には既に制作がかなりのところまで進行してしまっていた。実際に制作に関わっていたスタッフやキャストに責任はなく、そうした人々に迷惑をかけることを良しとしなかった真保は、「原作を元にしたオリジナルストーリー」とのテロップを入れることを条件にテレビドラマ化を容認した。
 
== 出典 ==