「ピーマン」の版間の差分
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日本の店頭で食用として販売されるものは、[[明治]]初頭にアメリカから伝わったイスパニア種を品種改良した中形で[[緑色]]のものが多いが、近年はカラーピーマンも出回っている。緑色は未成熟の果実のためであり、[[成熟]]すると一般的なものは[[赤色]]のほか[[黄色]]、[[橙色]]に変わるものもある。北米では大形の成熟した様々な色のものが流通する。その他に、未成熟で[[白色]]や、[[黒色]](濃い[[紫色]])、紫色のものもある。加熱すると緑色に変化し、熟すると橙色、赤色に変わる。英語では「Green pepper」、「Red pepper」、「Yellow pepper」などと呼ばれる。
日本語における「ピーマン」の由来は、[[ピメント]]([[フランス語]]の「piment」あるいは[[スペイン語]]の「pimiento」(いずれも広義のトウガラシを指す)とされる。明治期では西洋とうがらし、甘とうがらしとも。英語では「Green pepper」、「Bell pepper」、「Sweet pepper」など。<ref>[[広辞苑]]第5版</ref><ref>[[リーダーズ英和辞典]]第2版</ref><ref>『旬の食材 春・夏の野菜』講談社 ISBN 4-06-270135-9</ref>
== 栽培 ==
ピーマン自体はトウガラシの品種の一つであり、果実は肉厚で[[カプサイシン]]を含まない。カラーピーマンも未熟果では緑色などであるが、成熟すると赤色、橙色、黄色などに変化する。
ピーマンの一種[[アナスタシア]]([[フルーツピーマン]])の販売されているものにも緑色のほかに、赤色、黄色、橙色、黒色(紫色)など様々な色のものが存在する。
日本で[[パプリカ]]と呼ばれる品種は、肉厚で果実の部屋数が3-4に分かれた綺麗なベル形の品種である。
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== 食材 ==
種以外の周りの果肉を食する。カラーピーマンの様に、成熟した果肉には甘みがある
[[ビタミンC]]を多く含む。ビタミン成分は緑色のときよりも熟して赤や黄色になったときの方が増加する。また、[[フラボノイド]]が含まれており、これがビタミンCの熱による破壊を軽減していると考えられている。このため、[[レモン]]よりも遥かに多くのビタミンCの摂取が可能である。家庭で保存するときには、密閉を避けて7–8<span lang="en" xml:lang="en">°C</span>程度の場所に置くのがよい。それよりも低温の場所に長時間置くといわゆる[[低温障害]]を起こし、果肉の張りが失われる。
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== その他 ==
: 1970年代後半、「頭がピーマン」という流行語があった。ピーマンの中身が空洞であることを元に、「頭が悪い」という意味で使われた。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
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[[gl:Pemento (condimento)]]
[[he:פפריקה]]
[[id:Paprika]]
[[nn:Paprika]]
[[pl:Papryka (kuchnia)]]
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