「尖閣諸島中国漁船衝突事件」の版間の差分

衝突事件の際に[[海上保安庁]]は状況をビデオで撮影していたが、[[民主党　 (日本　 1998-2016)|民主党]][[政権]]は中国への配慮から[[国民]]への映像の全面公開を一貫して拒否していた。しかし船長が釈放された後も、[[フジタ]]社員の拘束、[[希土類元素|レアアース]]の禁輸、海事機関船舶の尖閣海域進出、謝罪要求等の中国側の強硬姿勢が止まらないことから、[[9月30日]]に[[衆議院]][[予算委員会]]は映像の公開を政府に求めることを決定した。そして[[11月1日]]に、6分50秒に編集された映像が衆参予算委員会の理事ら30人に限定して公開された。[[世論]]でも映像を公開する声が高まっていたため、[[野党]][[自由民主党　(日本)|自民党]]は記録された全ての映像を国民へ全面公開することを求めたが、[[日本国政府|政府]]と[[与党]]はこれを拒否した。なお、事件最初期の段階において菅首相、仙谷官房長官、前原外務大臣の3閣僚はビデオを閲覧していたという<ref>{{Cite news

*[[産経新聞]]は、[[尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件|衝突映像流出]]に対する[[中華人民共和国外交部|中国外務省]]の「日本の行為自体が違法だ。いわゆるビデオ映像でこうした真相を変えることはできず、日本側の行為の違法性は隠せない」との談話に[[日本国政府|日本の政府]]および[[民主党　 (日本　 1998-2016)|民主党]]政権が抗議・反論を行わないことを非難し、このままでは[[日本の慰安婦|従軍慰安婦]]や[[南京事件 (1937年)|南京大虐殺]]のように嘘が一人歩きするとの懸念を表明している<ref>{{Cite news |url=http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/460460/ |title=尖閣ビデオ流出で見えた「おかしな国・日本」 |newspaper=イザ！ |publisher=産経デジタル |date=2010-11-07 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20101109045406/http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/460460/ |archivedate=2010年11月9日}}</ref>。