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:; 『closing chapter』
:: 峰城大学政経学部3年。その美貌にはどこか影が差し、しかし却ってますます男を惹きつけるものとなった。大学でもやはりアイドル的存在であるが、付き合いはあまりよくない。『序章』の頃はそれなりだった料理の腕も大きく向上している。また、過去の体験が理由で歌を歌わなくなってしまった。入学後も春希に尽くしていたが、以前ほど親密な関係ではなくなっている。特に春希の転部以降は連絡もほとんど取り合わないほどに疎遠。過去の自分の行動が発端となって春希を追い詰めてしまったと思っており、自分から離れようとする春希の心情を理解しつつも、なお春希への思慕を捨てられない自身とのせめぎ合いで苛まれ続けてきた。そのためか言動に矛盾が混じったり、行動と会話が嚙み合わなくなるなどの不安定さを見せることもある。心身ともに疲弊しており、夜に隠れて泣いているところを見つかり、母親を心配させていた。矛盾だらけの大学生活を柳原朋に指摘された際は感情が爆発してしまうなど、高校時代の雪菜を知る人間から見れば別人のような状態。現在でもかずさのことを親友だと信じているが、気持ちの清算はできていない。
:: 事情を知っている武也や依緒には、時おり復縁の手助けをされるが、それが逆に春希を苦しめてしまう現実に一人悩んでもいる。一方で小木曽家の人間は現在でも交際関係が継続中であると認識しており、雪菜もそれを否定していない(噓をついている)。本当は高校3年生の誕生日に春希に処女をあげようと覚悟をしていたのだが、当の春希はその日来ず、そのまま結ばれないまま20歳を超えてしまい、未だ処女のまま。かといって他の男に気持ちを向けることも出来ない状態が続いているため、本当に「箱入り娘」状態。怖がりで泣き虫な本性が隠せなくなって自分より年下の柳原朋にも泣かされてしまう。春希を想う気持ちが抑えられず、自宅では度々自慰行為に及んでいた。
:: かずさのピアノコンクール準優勝の報を受け、これをきっかけに再び春希との会話を始める。一時は完全に破綻しかかっていた二人の関係は次第に修復されてゆくが、かずさを忘れ切れていなかった春希を拒絶してしまう。
:: 好みの男性のタイプは「みんなに平等で優しく、だけど自分をちょっとだけ贔屓してくれる人」。