「ニコラウス・アーノンクール」の版間の差分

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アーノンクールはグラーツを舞台とする音楽祭、シティリアルテ音楽祭を主催しており、[[1990年代]]までは[[ザルツブルク音楽祭]]にも出演していた。その後同音楽祭への出演はしばらく途絶えていたが、[[2002年]]にモーツァルトの『[[ドン・ジョヴァンニ]]』と[[アントン・ブルックナー|ブルックナー]]の『[[交響曲第9番 (ブルックナー)|交響曲第9番]]』(作曲者の死により未完に終わった第4楽章のフラグメントも解説付きで演奏するという意欲的な試みがなされた)を指揮して復帰を果たす。
 
[[1980年代]]より、[[ヨハン・シュトラウス2世]]に強い関心を示し、再三の実演に加え、ワルツ集や『こうもり』『ジプシー男爵』をスタジオセッションで録音。[[ヘルベルト・フォン・カラヤン|カラヤン]]と[[カルロス・クライバー]]亡きあと、彼のクラスでこの分野に情熱を注ぐ指揮者は珍しい<ref>日本の『[[レコード芸術]]』誌が1968年以来数回おこなっている指揮者ベストテン企画に入選した中で、シュトラウスのワルツ集とオペレッタ全曲をともにレコーディングしているのは、カラヤン、カルロス・クライバー、アーノンクールとカール・ベームだけである。ちなみに、この4人は全員ウィーン以外の生まれ(二人はベルリン生まれ)である。</ref>。
 
[[2005年]]6月、古楽演奏の成果および近代・現代作品の斬新な演奏を称えて[[京都賞]]の思想・芸術部門を受賞した。