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'''ログイン'''(log in)とは、[[コンピュータ]]の利用開始時にユーザーの身元や妥当性を識別してさまざまな[[リソース]]へのアクセスに必要な資格情報を取得するための操作のこと。一般的に、[[コンピュータセキュリティ]]に関する手法や手段の一部に組み込まれている。'''ログオン'''、'''サインイン'''、'''サインオン'''などとも呼ばれる。
 
作業員が工場に出勤してタイムカードに時間を打刻することを英語で ''clock in'' と言うが、この用語が一般的に知られるようになるにつれ、コンピュータのシステムに対して個人を識別させることを、'''ログイン'''と呼ぶようになった。コンピュータログインすると同時に、システムの使用履歴が[[監査証跡]](単純に[[監査]]とも呼ばれる)の記録としても残される。
 
一般的なシステムへのログインの方法は次の文字列を入力する。
*[[ユーザー名]] - 人物を一意に識別するために使用される短い文字列。この文字列を手がかりに、さらに本名などの情報が参照される。
*[[パスワード]] - ユーザー名と一緒に提供される文字列。システムログインするための「鍵」であり、第三者に悪用される可能性があるので他のユーザーには知られないようにする必要がある。パスワードは[[認証]]のための一手段であり、他の認証方法によって代替することができる。
 
しばしばこのユーザー名とパスワードが、[[コンピュータシステム]]、[[コンピュータネットワーク]]、または[[ドメイン名|ドメイン]]へアクセスするためにも利用される。ログイン処理に伴って、ユーザー固有の[[セッション]]がコンピュータ上に作成される。システム・ソフトウェアは、ユーザーがログインしている間、このセッションによって、ユーザーが可能な動作を制限する。英語では、現在利用中のユーザーのグループを指して ''logins'' と呼び、システムの利用を開始する動作を ''log in'' または ''log on'' と呼んで使い分けている。
 
[[インターネット]]の[[ウェブサイト]]へアクセスする場合、サイトはしばしば[[HTTP cookie|クッキー]]をユーザーのコンピュータに配置する。このクッキーは、一度のセッション中のみ利用されセッションの終了と同時に破棄されるか、将来同じサイトアクセスしたときに使用するために永続的にコンピュータに残される。ただし、インターネットブラウザを使用している際に、コンピュータが[[フリーズ]]してしまうと、'''登録されたクッキーがすべて破壊されると同時に、コンピュータに残された情報が完全に失われる'''ので、かなりの注意が必要となる。
 
ユーザーがセッションを終了する場合は、[[ログアウト]] (''log out'') または[[ログオフ]] (''log off'') する。