「グラード (単位)」の版間の差分
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グラードは、メートル法の一部として[[フランス]]で作られた単位である。英語では、gradまたはgradeという単位がすでに存在したため、それとの混同を避けるためにgonという名称が採用された。[[ドイツ]]では、「新しい度」という意味のNeugradとも呼ばれる。[[イタリア語]]では、通常の10進体系をグラード(ただし綴りはgrado)と呼ぶため、言い分ける場合は10進体系を grado decimale、角度の単位を grado centesimale(表記はgonまたはg) としている。
導入が試みられたが、グラードはわずかな国で、土地の測量のような限られた分野でのみしか採用されなかった。フランスの砲兵隊は何十年にもわたってグラードを使い続けた。フランスの[[地形図]]では[[パリ]]基点の経度表示のために現在も使用されている。[[スイス]]や[[ベルギー]]でも一部分野で度や[[ミル (角度)|ミル]]と併記されている。一般には、グラードの代わりに、古くから使われていた度や、数学の分野で便利なラジアンがよく使われている。しかし、多くの
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