「大回転」の版間の差分

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アルペンスキーでは、[[回転_(スキー)|回転]]に近い小刻みのターン技術と、[[スーパー大回転]]の持つスピード感を併せ持ったダイナミックな種目で、人気が高い。アルペンスキーの基本の種目とされることがある。他の種目同様に、[[カービングスキー]]の登場によって競技技術に革新的変化が起こった。スーパー大回転・[[滑降]]が高速系種目と呼ばれるのに対して回転・大回転は技術系種目と呼ばれる。
 
上述したように[[カービングスキー]]の登場による技術的革新により滑走速度の高速化の傾向にあり、選手の負傷数の増加が問題となっていた。そこで、意図的に過度に滑走速度が上昇しないよう、スキーの長さ、回転半径(スキーのサイドカーブのきつさ)等に規制([[国際スキー連盟|FIS]]競技規則)が設定され、度々改定が行われている。当初、[[国際スキー連盟|FIS]]公認レースおよび[[全日本スキー連盟|SAJ]]公認レースではスキーの長さは男子185cm以上(カテゴリーによっては180㎝以上)、女子180cm以上(カテゴリーによっては175㎝以上)、回転半径はR≧21mとなっていたが、2008シーズンでは一部、2009シーズンからはすべての公認大会で、男子R≧27m、女子R≧23mが適用されている。また、2013シーズンからは一部、2014シーズンからはすべての公認大会でスキーの長さは男子195cm以上(カテゴリーによっては190㎝以上)、女子188cm以上(カテゴリーによっては183㎝以上)、回転半径は男子R≧35m、女子R≧30mが適用されている。このほかにもスキー板の最大厚さ(プレートを含む)やスキーブーツの最大高さ(インソール含む)、ヘルメットの安全規格基準等にも規制が設定されている。なお、30歳以上が出場可能なマスターズや15歳以下が出場可能なチルドレンカテゴリや地方大会についてはこの限りではない
 
* {{commonscat-inline|Giant slalom skiing|アルペンスキー大回転}}