「フランス国立東洋言語文化学院」の版間の差分

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また、イナルコ全体としては教師陣の質の低下も一部指摘されており、教える言語の現地の大学を卒業しただけでフランス語の資格さえも所持していない外国人教師や、フランス人であってマスター2(日本の修士課程修了に相当)の資格を所持してる教師陣であってでさえも教える言語の初等教育のテキストを正確に読めないなども問題があるとされる。
 
そして、校内モラルの崩壊の象徴としては、附属図書館のBulacでは博士課程在学者に24時間提供している地階に設置されている研究個室とは別に、一般利用者向けのグループ個室が地上階、一階に複数ヵ所設置されているが、この個室内でしばしば学生間の性行為が行われているが、それを図書館管理者、利用者ともに把握しておりながら、いつまでも放置していることは、この施設がもはや純粋な教育施設として機能していないことを表している。
 
この異常な事態は、学内に入学式、卒業式等の式典は一切なく、学内最高責任者である学長が普通の教授と同じように授業を学生に行い、授業が終われば帰宅するという、最高責任者としての責任管理の役割、また問題が発生しても責任の所在がどこの誰にあるのかが全くはっきりしないという組織機能としてのずさんさの問題が学内モラル低下に拍車がかかっているという見方もある。
 
フランス革命が起こると、また別の同類の教育機関の「東洋言語特別学校」École spéciale des langues orientalesが設立された(1795年)。