「静止トランスファ軌道」の版間の差分

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#:近地点の高度を遠地点に等しく、すなわち円軌道になるように軌道変換を行う。このためには、遠地点でロケットエンジン([[アポジエンジン]])(モーター)を使用して推力を与える必要がある。通常、数回に分けてアポジエンジンを噴射させ、軌道変換を行う。
# 最終的な静止位置に移動
#:最後に、衛星内蔵の姿勢制御用エンジンで軌道高度の微調整を行い、所定の静止位置に移動する。
 
このような軌道高度の変換方式を一般にホーマン変換、トランスファ軌道をホーマン軌道とよび、変換に要するエネルギーが最小で済むことで知られる。また、地球静止軌道に限らず、異なる惑星軌道間の変換でも同様な方式を用いることが可能である。