「山崎奨」の版間の差分

| voiced by = [[寺島幹夫]]<br />[[秋元羊介]]（[[宇宙戦艦ヤマトシリーズ (PlayStation)|PSゲームシリーズ]]）<br />[[土田大]]（『[[宇宙戦艦ヤマト2199]]』）

| age = 45歳（ヤマト2199）『2199』）

[[ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)|ヤマト]]第二代機関長。[[白色彗星帝国]]戦で戦死した[[徳川彦左衛門]]の片腕で、[[波動エンジン]]に関しては徳川以上に詳しいとされる<ref>[http://web.archive.org/web/20071220035409/http://yamato.channel.or.jp/info/chara_41.html 山崎奨] - 宇宙戦艦ヤマト発信！（インターネットアーカイブ2007年12月20日分キャッシュ）</ref>。初登場は『新たなる旅立ち』であるが、設定上ではそれ以前からヤマトに乗り組んでおり、白色彗星帝国戦から生還した19名の内のうち1人に含まれている。

一人称は旧作シリーズの「私」から「俺」に変わり（目上の人物が相手のとき者に対しては「自分」と言っている）、旧作より若々しい口調で話す。沖田を「沖田のオヤジ」と呼び、全幅の信頼を寄せている。部下の[[薮助治]]からは「山さん」と呼ばれている（第2話のみ「山崎さん」と呼ばれている）。

容姿に関しては、旧シリーズに比べ、目が小さくやや老けた顔つきになっている。身長も190cm以上で<ref>『宇宙戦艦ヤマト2199 COMPLETE WORKS-全記録集-Vol.1』（[[マッグガーデン]]、2014年）P204。</ref>、地球側の主要キャラクターの中人物では最も長身となっている。

: 第2話から登場。第6話でのメ2号作戦の最中、不安の声を上げる薮に対し「俺は自分の艦（ふね）を二度と沈めない」と答えており、過去に乗艦が沈んだことを窺うかがわせている描写があった。第11話では、その「自分の艦」がガミラスと最初に接触して攻撃されて戦没した、島の父・[[宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物#島大吾|大吾]]が艦長を務める巡洋艦[[ムラサメ (宇宙戦艦ヤマト)|ムラサメ]]であることや、山崎が地球とガミラスのファーストコンタクトの真相を知る生き証人であることが明かされた。島には「ムラサメは司令部の命令で自分から攻撃して返り討ちにされ、司令部は緘口令を敷いて事実を隠蔽した」という事実を打ち明けたものの信じてもらえず、「父の名誉を汚した」とまで言われてしまう。しかし、その後も「（島は）事実を正面から受け止めてくれる」と信じ続けている。

: 最終話では[[加藤三郎 (宇宙戦艦ヤマト)|加藤三郎]]と[[宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物#原田真琴|原田真琴]]の結婚パーティー中に島と和解するという脚本があり<ref>『宇宙戦艦ヤマト2199 COMPLETE WORKS-全記録集-脚本集』（マッグガーデン、2015年）P254。</ref>、絵コンテまで描かれたが、本編ではカットされた。この埋め合わせとして、総集編『[[宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海]]』のエンディングイラストにおいては島と山崎の風呂シーンが描かれたている<ref>『宇宙戦艦ヤマト2199 COMPLETE WORKS-全記録集-Vol.3』（マッグガーデン、2015年）P101。</ref>。

: 本作では全編通して第一艦橋の機関制御席に着いている。[[白色彗星帝国#宇宙戦艦ヤマト2199|ガトランティス]]とのファーストコンタクト時に島と目を合わせたり、終盤で連携を見せたりなど、島との絡みが多くなっている。

* 『週刊宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』[[デアゴスティーニ・ジャパン]]、2010～20112010年 - 2011年。