「カウンタ (電子回路)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
11行目:
 
===バイナリ・カウンタ===
バイナリ・カウンタ ({{lang|en|binary counter}}) とは、2進数を出力するカウンタである。D型[[D型フリップフロップ]]の<math>\bar{Q}</math>出力をD入力および次段のCLK入力に接続し、各段からのQ出力を設けた回路である。このような接続により、初段に入力されたクロックパルスの立ち上がりが1個増えるごとに、Q出力の0と1が反転を繰り返すため、初段からの出力は入力されたクロックパルスの数を2進数表示した場合の最下位の桁、2段目は下から2番目の桁…というように、2進数による出力を行うことができる。
 
n段のバイナリ・カウンタは、クロックの周波数を1/2<sup>n</sup>に変換すると見ることもできる。[[2進化10進数]]でカウンタ動作を行うには、各桁の出力が1010(10進数の『10』)に達した場合に0000に[[リセット]]する回路を設ける。同様に、数値を検出してリセットすることにより、クロックパルスの周波数を 1/(任意の数) に変換できる。