「方向指示器」の版間の差分

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[[ファイル:Door_mirror_winker1.jpg|thumb|200px|ドアミラーターンランプ。写真右が点灯時。]]
[[ファイル:Door_mirror_winker2.jpg|thumb|200px|ドアミラーターンランプ。写真右が点灯時、6個のLED光源が見える。]]
乗用車や小型貨物車では[[ドアミラー]]の前面から側面に方向指示器の灯火が内蔵されたものがあり、アフターマーケットで追加装備として販売されているほか、市販車両の純正部品として採用されている。安全性の向上に寄与し得るとの調査結果がある<ref>[http://www.sae.org/technical/papers/2005-01-0449]</ref>。市販車での世界初採用は、1998年に登場した[[メルセデス・ベンツ・W220|メルセデス・ベンツSクラス(4代目)]]、日本初採用は2001年の日産の[[日産・シーマ|4代目シーマ]]である。車体側面に方向指示器を装備する義務がないアメリカでは、斜め後ろから見えるドアミラーの鏡面で表示が点滅する方向指示器が販売されている。
 
乗用車の場合、旧来のランプユニットは金属のプレス品の反射部と電球を保持する口金(ソケット)とを溶接した本体に、[[ゴム]]製の[[ガスケット]]([[シール (工学)|シール]])をはさみ、着色された[[樹脂]][[レンズ]]を[[ねじ]]止めする構造で、ねじ止めで車体への取り付けられていた。生産台数の増加した現在では、{{独自研究範囲|date=2014年2月|コストダウンのため}}、反射部は樹脂製のハウジングと一体化され、樹脂レンズと[[高周波]][[溶着]]された構造を持つものもある。溶着されたハウジングは気密性が高く、{{独自研究範囲|date=2014年2月|温度変化による内部[[結露]]を防ぐ}}ブリーザー(呼吸機構)を持つ。取り付け方法はハウジングに設けられたボスと、車体につけられたゴムブッシュの組み合わせによるハメ込み式を採用するものがある。{{独自研究範囲|date=2014年2月|以前は溶着技術にメーカー間格差があり、特定の車種で溶着不良による内部への浸水がよく見られた}}。ハウジングを樹脂製としたランプユニットではボディアースは使用できず、カプラー化されたソケットから導線でアース接続されている。