「アコースティック・ギター」の版間の差分

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'''アコースティックギター'''({{lang-en-short|acoustic guitar}}<ref>{{IPA-en|əˈkuːstɪk ɡɪˈtɑː(r)}}</ref>)とは、[[撥弦楽器]]である[[ギター]]のうち、より古典的な、楽器から直接音声を得るものを指す。[[ピックアップ (楽器)|ピックアップ]]を備え[[電気信号]]を出力する[[エレクトリックギター]]に対して旧来のギターを区別するための[[レトロニム]]である。狭義では[[スティール弦アコースティックギター|フォークギター]]のことを指し、こちらのほうが一般的な用法である
 
標準で6本の[[弦 (楽器)|弦]]をもち、[[指]]で[[爪]]弾く[[フィンガー・ピッキング|フィンガーピッキング]]、あるいは[[ピック]]ではじく[[ピック奏法]]で[[演奏]]される。弦の振動および音波は楽器本体および本体内の空洞の共鳴を経て奏者や聴客の耳へ届く。 ([[調律|チューニング]]等は、[[ギター#チューニング(調律)|チューニング]]の項参照。)
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[[ポピュラー音楽]]では「[[スティール弦アコースティックギター|フォークギター]]」(スチール弦を張り、もともとは、[[フォークソング]]や、[[トラディショナル・スタイル|トラッド]]、[[カントリー・ミュージック|カントリー]]などを演奏するのに用いる)とほぼ同義で用いられる。
 
より一般には、クラシックギターとフォークギターの区別がつかない人も多く、両者の総称として扱われている。
 
アコースティックギターには、[[バリトン・ギター|バリトンギター]]や[[テナーギター]]といった特殊な音域をもつものや、[[12弦ギター]]を始めとする複弦ギターなどのバリエーションがある。