「スレッガー・ロウ」の版間の差分

ホワイトベースが再び宇宙に出た第31話では、[[シャア・アズナブル]]が艦長を務める[[ザンジバル (ガンダムシリーズ)|ザンジバル]]に対しての戦艦同士の砲撃戦で、ホワイトベースの主砲を操作し、唯一ザンジバルに直撃弾を当てている。なお、劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』においては、砲撃手ではなく「005」とマーキングされた[[コア・ブースター]]のパイロットとして[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]、[[ガンキャノン]]と共に出撃している。第31話からヘルメットの耳の部分に「S」のエンブレムが入った、白いカスタム仕様のノーマルスーツを着用<ref>漫画『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』では、この白いスーツはプロトタイプであり、ジャブロー配属時にスレッガーに合うサイズがそれしかなかったため、仕方なく着ていたとしている。</ref>。ただし第32話以降は青地に変更されている。

 

 

第34話～第36話では[[Gファイター]]のパイロットとして出撃し、目覚しい戦果を挙げている。そして、[[ソロモン (ガンダムシリーズ)|ソロモン]]攻略戦も終盤に差し掛かった頃、機体損傷のため一度帰還するが、その時に彼の身を案じてブリッジから駆けつけたミライへ母の形見の指輪を預け、別れ際にキスを交わしている。再度出撃した際に[[ザビ家#ドズル・ザビ|ドズル・ザビ]]が搭乗する[[ビグ・ザム]]が出現し、長距離ビームをバリアーで無効化しつつ圧倒的な火力で総指揮官[[機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍#ティアンム|ティアンム]]の旗艦[[マゼラン (ガンダムシリーズ)|タイタン]]を初めとする多数の艦船・MSを撃破された。その猛進撃を食い止めるためにGアーマー（劇場版ではコア・ブースター）で攻撃が有効になるギリギリまで接近しての特攻を敢行する。が、コクピット付近にビグ・ザムのクローが命中し、気迫で更に無理押したための衝撃でGファイターの機体が大破、宇宙へ投げ出され戦死を遂げる。彼の犠牲は[[アムロ・レイ]]の怒りを引き出し、同行していたガンダムはビームサーベルでのビグ・ザム撃破に成功している。ミライとの束の間の恋も空しく、彼女に預けた母の形見の指輪はそのまま彼自身の形見となった<ref>漫画『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』では、戦死は軍人にとって免れられない事実であると認めた上で「せめて死ぬときに納得だけはしていたい」と語っている。</ref>。