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Tunouyun (会話 | 投稿記録)
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二界説の下では、動物には下記の各群以外に、[[原生動物]]を単細胞の動物と位置づけていた。生物学の進歩により、現在では、動物か植物かのみで生物を分類するのは一般的ではなく、さまざまな分類法が提案されている(参考:[[生物の分類]])。それらに従えば、[[真正細菌]]、[[古細菌]]、[[原生生物]]、[[菌類]]など、動物にも植物にも分類されない生物も数多く存在し、動物界はそのようないくつもの系統の内の一つと見なされる。[[20世紀]]末の[[分子遺伝学]]などの流れの中で、枠組みは何度も見直され、植物界や菌界は大きくその構成が変わった。動物界に関しても、原生動物はそのような[[多系統]]の入り交じったものであることが判明している。[[後生動物]]に関しては、ほとんど変更を受けなかった。大きな変更としてはそれまで原生動物の一つと見なされていた[[ミクソゾア]]がここに含められるようになった程度である。
 
動物の起源については、旧来から多細胞動物の起源ではないかといわれたこともある[[襟鞭毛虫]]類がそれらしいということになっている。おり、[[繊毛虫]]や[[アメーバ]]はかなり系統が遠いらしいこと、[[菌類|菌界]]が動物界に近いことなどが示されている。動物・菌類・襟鞭毛虫を含む系統は[[オピストコンタ]]と呼ばれる。原生動物の各系統、あるいはその他の情報に関しては[[生物の分類]]を参照。
 
== 動物の特徴 ==