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=== 開発 ===
[[File:ConcordePrototype.JPG|thumb|225px|コンコルドのプロトタイプ機]]
[[1950年代]]後半の[[デ・ハビランド DH.106 コメット|デハビランド・コメット]]や[[ボーイング707]]などの大型ジェット旅客機の就航に次いで、各国が超音速旅客機開発競争にしのぎを削る中、イギリスは[[ブリストル223]]、フランスは[[シュド シュペル・カラベル]]などの超音速旅客機の研究を独自に行っていた。[[1962年]]に英仏両国はそれまで独自に行っていた開発を共同で行う方針に転換した。イギリスからはBAC、フランスからは[[シュド・アビアシオン]]が開発に参加した。
 
開発の主導権や名称などについて2国間での対立はあったものの、[[エールフランス]]や[[英国海外航空]]、[[パンアメリカン航空]]や[[日本航空]]など世界各国のフラッグ・キャリアから100機を超える注文が舞い込み、[[1969年]]3月2日に原型機が初飛行に成功、同年10月1日には音速の壁を突破した。同時に[[アメリカ]]でも超音速旅客機の開発が行われ、[[ボーイング]]や[[ロッキード]]、[[マクドネル・ダグラス]]などによる提案が行われた結果、より高速、大型で可変翼を備えた[[ボーイング2707]]の開発が進んでいたが、その後開発がキャンセルされた。