「教員の職階」の版間の差分

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高等教育での職階制度は、教育研究機関の教育組織の中に強い階級制度をもたらす。学部長などの重要な役職に就くには、ほとんどの場合、教授でなければならない。
 
また、[[講座制]]をしいている場合は、それ以外に研究活動と教育活動の両面で教授が大きな権限を持ち、教授の能力や人格が講座の活動の成否や所属する教員と学生の人生までをも大きく左右する。教授は下位の教員に対して人事権を持つので、上司である教授との人間関係のトラブルが原因で、人事上の不当な扱いを受けるケースも数多く存在する<ref>小説『[[白い巨塔]]』はそれを描いた小説として有名である。</ref>。一方で講座制の場合、統括する教授に管理職としての雑務が集中することになり、研究・教育のための時間が相当量奪われることになって問題となっている
 
== 脚注 ==