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目撃証言
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== 検証 ==
=== 目撃証言 ===
いくつかの証言では「たてがみのような毛が生えていた」、「潮を吹いていた」、「上下に身をくねらせて泳いでいた」などと哺乳類的な特徴がうかがえる。シーサーペントの一般的なイメージは巨大な蛇状の爬虫類というものであるが、目撃証言では哺乳類的な特徴を示すものが多い。また、別のいくかの証言では「ワニのような形であった」、「亀のような頭であった」などと爬虫類的な特徴がうかがえる。
 
フランスの理学博士ジャン・ジャック・バルロワは目撃証言を検証した結果シーサーペントを次のように分類している。
*'''1種以上の魚類''' - かなり巨大なウナギ状の未知生物。大ウナギ、スーパーイールとも呼ぶ。[[1930年]][[1月31日]]、[[デンマーク]]の[[海洋調査船]]ダナ号は南大西洋で体長1.84mの[[レプトセファルス]]([[ウナギ]]などの稚魚)を捕獲した。他にも巨大なレプトセファルスの捕獲例はいくつかあり、5cm程度のレプトセファルスが20倍も大きい1m程度の成魚になるウナギの例から、これらが20倍の成魚になればシーサーペントと呼べるほどの大きさになるとされた。しかし、すべてのレプトセファルスが20倍も大きくなるわけではなく、深海魚の一種[[トカゲギス]]の中には、レプトセファルスに似た形態のまま、ほぼ成体の20cm程度まで成長するものがおり、巨大レプトセファルスはこうしたウナギ以外の魚の誤認だとされる<ref>北村雄一 [[海洋研究開発機構]]協力「深海生物ファイル あなたの知らない暗黒世界の住人たち」</ref>([[レプトケファルス#巨大なレプトケファルス]]も参照のこと)。
*'''1種以上の爬虫類''' - [[モササウルス]]。横に身をくねらせて泳ぐのは爬虫類の特徴であり、ワニ状の生物の目撃証言からシーサーペントの1種はモササウルスまたはそれに類似した爬虫類であるとする。モササウルスは[[白亜紀]]に生息した巨大なワニ状の海棲爬虫類である。
*'''5種の哺乳類'''