「ルドルフ・フィルクスニー」の版間の差分

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彼の演奏はその人柄を反映してか、けれん味がなく穏やかで自然な演奏であった。録音は比較的多く残されており、その滋味あふれる演奏を耳にすることができる。また、[[室内楽]]の名手としても知られ、多くの優れた録音を残している。
 
レパートリーは、直接教えを受けた[[レオシュ・ヤナーチェク|ヤナーチェク]]、チェコからの亡命者で苦労を共にした[[ボフスラフ・マルティヌー|マルティヌー]]の演奏は他の追随を許さないゴールデン・スタンダードであり、マルティヌーから難曲として知られる幻想曲とトッカータを献呈され世界中でこの作品の普及に努めた。祖国チェコの作曲家の[[アントニン・ドヴォルザーク|ドヴォルザーク]]や[[ベドルジハ・スメタナ|スメタナ]]の演奏が高く評価されるのはもちろんのこと、疎かにされやすい[[ゲオルク・ベンダ]]、[[ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク|ドゥシェック]]などのチェコ古典派の作品も、フレーズ全体にわたるテンポ・ルバートを多用する個性的な演奏で来日時に深い感銘を与えた。
 
作曲家としては、ピアノ協奏曲や弦楽四重奏曲、ピアノ曲、歌曲を作曲しているが、ピアニストとしての輝かしい業績に比べ、あまり知られていない。