「M240機関銃」の版間の差分

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M240は、[[弾帯|ベルト給弾式]]・[[ガス圧作動方式|ガス圧利用式]]・[[空冷]]式・ヘッドスペース固定式の[[機関銃]]である。用途により[[二脚]]、またはM122A1[[三脚]]で運用されるか、あるいは車両の同軸機銃・搭載機銃、[[ヘリコプター]]用の[[ドアガン]]、舟艇用の搭載機銃として使用される。しかしながら、未だにM60が車輌搭載機銃・ヘリコプター用ドアガンとして残っている。
 
[[1977年]]に[[アメリカ陸軍|陸軍]]により戦車の同軸機銃として初めて使用され、以来ゆるやかに[[1980年代]]-[[1990年代]]にかけて各種用途に採用されてきた。以後、陸軍と[[アメリカ海兵隊|海兵隊]]の[[歩兵]][[部隊]]のために汎用機関銃として採用され、これらの実績がさらに用途を広げることとなった。どのような用途に対しても、機関部の基本的な機構は同一であるため、従来の各種機関銃、特にM60に比べて[[メンテナンス]]や部品交換に融通が利くこともこの傾向を後押しした。M240はM60よりはるかに複雑なガス反動システムを持つが、より少ないメンテナンス間隔要件でより高い信頼性を確保している。
 
他の機関銃と比較して重いこともあり、動作不良発生平均間隔弾数(MRBF:Mean Rounds Between Failure)が26,000発と、古い設計の[[重機関銃]]と同程度の信頼性があると実証されている。