「ソビエト連邦軍」の版間の差分

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== 機構 ==
ソ連の軍事組織は基本的に、地上軍([[陸軍]])、[[海軍]]、[[空軍]]、[[防空軍]]、[[戦略ロケット軍]]の五軍種から構成されるが、[[ソ連国家保安委員会|国家保安委員会]]、[[ロシア内務省|内務省]]にも[[準軍事組織]]・[[特殊部隊]]を編成して維持していた。ソ連軍の最高司令官は[[ソビエト連邦共産党]]書記長であり、書記長は[[軍事]]だけでなく、[[経済]]などあらゆる政治的な権限を持っていた。党書記長は国防会議の議長も兼ねていた。ソ連軍は現在の[[中国人民解放軍]]や[[朝鮮人民軍]]と同様に、ほぼ政軍一体体制の軍国主義国家であった為、[[ソビエト共産党]]保守派のクーデター失敗による[[ソビエト連邦]]国家自体の滅亡が無ければ、当然のことながら[[東西冷戦]]が穏便に終結する事態はほとんどの国家が想定していなかった事であった。ソ連軍自体も[[アメリカ軍]]を初めとした[[西側諸国]][[NATO]]軍などとの地上戦及び確証破壊戦略に基づく[[総力戦]]を想定した体制を維持していた。
 
戦時では国防会議は中央軍事会議となり、ソ連軍の指揮監督を担当し、平時では[[軍事戦略]]を策定した。中央軍事会議を構成したのは党書記長、国防大臣、3人の第一国防次官、10人の国防次官、軍事科学局長、5軍種の各総司令官、民間防衛長官、鉄道建設長官、後方長官、装備担当国防次官、監察総監であったと考えられている。(民間防衛長官以下の6人は推考も含まれる)