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=== 東京電力福島第一原子力発電所事故 ===
[[東京電力福島第一原子力発電所事故]]を受けて、初期の段階で格納容器が破壊されている可能性について指摘し、[[屋内退避]]の要領を解説するなど警戒を呼びかけている<ref>{{cite news |url=http://www.nytimes.com/2011/03/15/world/asia/15nuclear.html?_r=1&pagewanted=2 |title=Japan Faces Potential Nuclear Disaster as Radiation Levels Rise |author=HIROKO TABUCHI, DAVID E. SANGER and KEITH BRADSHER |date=March 14, 2011 |work=The New York Times |accessdate=2011/7/7 }}</ref>。[[放射能汚染]]に対する政府の対策に対して、「原発事故と今後を憂うるサイエンティスト有志」に加わり、原子力工学の専門家として内部被曝の問題を提起し、とくに幼児や妊婦などの置かれた状況を改善するよう提言を行なっており<ref>{{cite web |url=http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/06/scientists-apr18/ |title=4月18日 小出裕章氏を含む有志による政府への提言書 |work=小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ |date=2011年5月6日 |accessdate=2011/7/7 }}</ref>、[[2011年]]5月23日、参議院行政監視委員会の[[参考人]]として、政府のこれまでの原子力政策についての意見を開陳した<ref>参議インターネット審議中継 http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=5044&mode=LIBRARY&pars=0.3913456877608119</ref>。
 
福島第一原発の事故後も、政府・電力会社・経済界などから、定期検査などで止まっている各地の原発の安全性を確認した上で原発を再稼働しようという声が高まったことについて、著書の中で、「安全な原発などはなく、安全性を確認できるようなことは金輪際ない」と述べている。また、政府・電力会社・経済界などが原発再稼働に向かおうとする理由を大きく四つ挙げている(以下参照)。