「ヘッドクラッシュ」の版間の差分
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リムーバルディスクでの言葉が最初なのでかなり変えてしまいました。 |
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'''ヘッドクラッシュ'''とは、[[ハードディスクドライブ]]
強い衝撃を受けた場合にヘッドが円盤に接触し、ヘッド及び磁性面を傷つける事を指す。尚、ヘッドが磁性面から離れなるなる事をクラッシュと呼ぶ場合も有るが、専門的には[[ヘッド吸着]]と呼び区別している。
== 原理 ==
ハードディスクドライブはプラッタと呼ばれるヘッドから送られたデータを記録する円盤の上にデータを読み書きする役目を持つヘッドが超低空の位置で浮いてデータを読み書きする。(詳しくは、[[ハードディスクドライブ]]の項を参照)
しかし、ドライブに強い衝撃が加わった場合にヘッドの軸がずれてヘッドが円盤に突き刺さって円盤そのものが回らなくなったり、ヘッドの高度が不安定になり円盤を傷つけるようになることがある。これが'''ヘッドクラッシュ'''の主な症状である。▼
しかし、この境にダストなどが入り込むとヘッド及び磁性面に傷が付き始め、またその摩擦力によりヘッドがバウンドし、磁性面及びヘッドにさらなる傷をつける。最終的にはヘッドが吹っ飛んでしまう事もある。また、磁性面に塗布されたライナーと呼ばれる潤滑剤が劣化した場合にも起こりうる。
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また、ヘッド吸着をしかけ、円盤部が回転を開始する際にヘッドが吸着面よりはがれバウンドしヘッドクラッシュに陥る場合もある。
== ヘッドクラッシュの種類・原因 ==
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=== ヘッド完全接触型 ===
名前の通りヘッドが円盤に
殆ど、磁性面、ヘッドとも傷が付いている為、データの復旧は殆ど不可能である。
万が一この状態になってしまった場合は''ハードディスクからモーターの駆動音がしなくなり''、データの復旧も困難。▼
=== ヘッド吸着型 ===
ヘッドが吸着してしまった状態。ドライブのスタート時に発生する。
経年劣化、長い間電源を入れていない古いハードディスクドライブ等で発生する。この時、横方向に衝撃を加えると復活する場合があるが、既に磁性面が劣化しているので一時しのぎにしか過ぎない。この場合、すみやかに別のドライブや[[DVD]]等のメディアにデータのバックアップをすべき事象でもある。
=== ヘッド断続接触型 ===
ヘッドの軸がずれてヘッドが円盤に断続的に付着、剥離を繰り返す状態。
この場合は''カッコンカッコン''という駆動音がするため発覚しやすく、データの復旧も状態によってできる場合があるのでこのような音がした場合
強い衝撃や熱暴走、ドライブへの過負荷が原因で発生する場合が多い。
=== プラッタ軸不良 ===
円盤のモーター軸がずれてドライブ内で異常な気流が発生し、ヘッドを巻き込んで回転する状態。
初期症状としてモーターの駆動音が通常よりも大きくなる。また、読み取り、書き込みにリトライを繰り返すのでパソコンなどが遅くなったように感じる。
一般的には軸受けの経年劣化により発生する。近年では[[流体軸受け]]が開発されこの症状を回避させている。
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