「先カンブリア時代」の版間の差分

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'''先カンブリア時代'''(せんカンブリアじだい、{{lang|en|Precambrian (age)}})とは、[[地球]]が誕生した約46億年前以降、肉眼で見える大きさで硬い[[殻]]を持った[[生物]]の[[化石]]が初めて産出する5億4,200万年前以前の期間(約40億年)を指す[[地質時代]]であり、[[冥王代]](Hadean)、[[始生代]](Archeozoic)、[[原生代]](Proterozoic)の三つに分け、これらの時代区分は生物の進化史を元にしている。
 
先カンブリア時代に関しては詳しいことがあまり分かっておらず、現在知られていることもほとんどはここ数十年で分かっ解明されてきたことである。
 
'''先カンブリア代''' ({{lang|en|Precambrian eon(s)}}) とも呼ばれる。また、[[古生代]]、[[中生代]]、[[新生代]]を表す[[顕生代]]に対して、'''隠生代''' <ref group="注釈">化石に乏しいことから'''陰'''生代と呼ぶ(池谷仙之・北里洋著『地球生物学 ー地球と生命の進化ー』)東京大学出版会 2004年 82ページ)</ref>({{lang|en|Cryptozoic eon(s)}}) と呼ぶ。まれに'''先カンブリア紀''' ({{lang|en|Precambrian period}})と呼ばれることがあるが、紀は累代および代より小さい時代区分なので、これは正しくない。