「何でも屋の加代」の版間の差分

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== エピソード ==
*加代役を演じた鮎川は、同役でレギュラー入りした当初の頃、よく中村主水役を演じる[[藤田まこと]]から「ネエちゃんアンタあんた(演技)下手やなぁ、(番組に出るの)やめたら」と芝居の仕方に対してよく苦言・指導を受けていた。その中で徐々に自分なりに試行錯誤をしていくうちに、「金にがめつい」「く、人情に篤い商魂逞しいコミカルな下町の女」という後年定着する「何でも屋の加代」のキャラクターが徐々に確立されていったという(これは男性のメイン出演者が[[中条きよし]]、三田村邦彦、[[京本政樹]]、[[村上弘明]]と二枚目の俳優が多かったため、シリアスな要素は彼らに任せて、自分は三の線で独自色を出そうという考えもあってのことだったとされる[{{fullurl:http://www.asagei.com/excerpt/45978|}} ])。この鮎川が築いたコミカルなキャラクターを編み出し、定着させた鮎川の姿勢を藤田は「独特な役を作、シリーズが長期化ていくにつれて、主水と加代が漫才さながらのやり取り(主に話の内容は金にまつわるものが多かっ)を見せるこね」が多なり、これも『仕事人』全盛期の定番シーンの一つと評価して長らく親しまれこととなった[{{fullurl:http://web.archive.org/web/20150401080625/http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/136994/3|}} ]
*『仕事人Ⅴ』の中盤で、加代が首に[[ギブス]]をはめて登場していたが、これは当時、鮎川が[[交通事故]]に遭い、[[ムチウチ]]症にかかったため、頚部への負担に配慮してなされたものである(同様の理由から[[かつら]]も軽量仕様のものに変更)。この負傷により、当初、は鮎川が演じる予定だったパートの幾つかについては、脚本変更の上、秀役の村上、もしくは順之助役のひかるが代行している(街中に[[大八車]]を背負いながら行商をする場面など)。