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緩解維持療法・緩解導入療法共に使用される。
* [[サラゾスルファピリジン]](Salazosulfapyridine:SASP 「サラゾピリン®」 Salazopyrin)
: サラゾスルファピリジン(SASP)(SASP)は、約1/3が[[小腸]]で吸収され、[[大腸]]で腸内[[細菌]]によってSPと5-ASAに分解されて腸管粘膜に作用する。
* [[メサラジン]](Mesalazine・5-aminosalicylic acid:5-ASA 「ペンタサ® 」Pentasa 「アサコール®」 Asacol)
: メサラジン(5-ASA)はサラゾスルファピリジン(SASP=SP+5-ASA)から SP を取り除き、有効成分 5-ASAのみを取り出した治療薬。そのため副作用はサラゾスルファピリジンより少ないが、メサラジンの方が大腸に届く前に小腸で吸収されてしまうことも多いため、製品では、「ペンタサ®」では腸溶性の被膜コーティングを、「アサコール®」ではpH依存型の被膜コーティングを施行し、大腸に到達してから5-ASAが放出されるように工夫されている。ペンタサ®には注腸薬もある。
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* 大腸全摘出術・結腸直腸全摘出術
* 回腸肛門吻合術(ileo(ileo anal anastomosis:IAA)anastomosis:IAA)
* 回腸肛門管吻合術(ileoanal(ileoanal canal anastomosis:IACA)anastomosis:IACA)
 
基本的に癌化が認められた場合、炎症粘膜すべてが癌化の発生の確率が高いため、多くの[[大腸癌]]のように病変部のみの切除は行なわず、全大腸摘出術を施行する。